4日香港株=反発か、米長期金利の低下と米株高が支え

 4日の香港市場は、前日の米株高の流れを引き継いで反発か。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事の講演を受けて早期利上げ観測が後退し、米長期金利が低下したことで投資家が運用リスクを取りやすくなると予想する。ウォラー理事は3日の講演で、インフレ指標にサプライズがなければ15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する考えを示した。同日のNY債券市場では、長期金利の指標となる米10年債利回りが前日比0.02%低い4.76%で終えた。

 ハンセン指数は前日に終値ベースで8月14日以来およそ3週間ぶり安値を付けており、割安感がある銘柄を中心に買い直しが先行しそうだ。もっとも、8月の米雇用統計の発表を香港時間きょう夜に控え、買い一巡後は伸び悩む展開があり得る。米金融政策に与える影響が大きいだけに、次第に様子見ムードが広がる可能性がある。

 3日のNY 株式相場は主要3指数がそろって続伸。ダウ平均は624.16米ドル高とこの日の高値圏で終了し、8月4日以来の上昇率を記録した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は銀行株のHSBC(00005)と中国建設銀行(00939)、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、取引所運営の香港証券取引所(00388)がそろって香港終値を上回って引けた。
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