ニューヨーク外国為替市場概況・21日 ドル円、続伸

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は157.36円と前営業日NY終値(156.88円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。政府・日銀による為替介入への警戒感から、日本が祝日で休場だったアジア時間には一時156.58円まで下落したものの、欧米市場に入ると円売り・ドル買いがじわりと強まった。0時30分過ぎには一時157.53円と日通し高値を更新した。日銀の利上げペース加速観測が後退する中、円売りが出やすい面もあった。
 ただ、前週末に日銀のレートチェックが実施された157円台後半に近づくと、やや伸び悩んだ。

 ユーロドルは3営業日ぶりに反落。終値は1.1465ドルと前営業日NY終値(1.1486ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.94%台まで低下するとユーロ買い・ドル売りが先行。21時過ぎに一時1.1496ドルと日通し高値を付けた。ただ、ドル円の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、3時30分過ぎに1.1462ドルと日通し安値を更新した。
 独ベルリンと北東部メクレンブルク・フォアポンメルン州で20日投開票された議会選挙では、メルツ首相が党首を務める中道左派・キリスト教民主同盟(CDU)が大敗。独政局の先行き不透明を背景にユーロ売り・ドル買いが出やすい面もあったようだ。

 ユーロ円は続伸。終値は180.42円と前営業日NY終値(180.23円)と比べて19銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが先行すると、21時30分前に一時180.80円と本日高値を付けたものの、そのあとは180円台半ばでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:156.58円 - 157.53円
ユーロドル:1.1462ドル - 1.1496ドル
ユーロ円:179.85円 - 180.80円

(中村)
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