ニューヨーク外国為替市場概況・25日 ドル円、6日ぶり反落

 25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は6営業日ぶりに反落。終値は157.28円と前営業日NY終値(158.86円)と比べて1円58銭程度のドル安水準だった。日米首脳会談では「トランプ米大統領から円安への懸念が示された」ほか、日米財務相オンライン会談では「円の過小評価は問題である」ことが再確認された。米国側からの円安是正圧力が強まる中、全般円買いが優勢となった。政府・日銀による為替介入への警戒感から円買い・ドル売りが入った面もあり、23時前に一時156.94円まで値を下げた。なお、ベッセント米財務長官は「片山財務相と日本の強固な経済ファンダメンタルズを反映した強い円が望ましいとの認識について協議した」と明らかにした。
 ただ、156円台では押し目を拾いたい向きも多く、売り一巡後は下げ渋る展開に。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが一時5.2254%前後と2007年6月以来の高水準を付けたことも相場を下支えした。もっとも、米10年債利回りが低下に転じたこともあり、ドル円の戻りは限定的となった。

 ユーロドルは5日ぶりに小反発。終値は1.1391ドルと前営業日NY終値(1.1380ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が約19年3カ月ぶりの高水準を付けたタイミングで1.1386ドル付近まで下押ししたものの、米長期金利が低下に転じると一転買い戻しが優勢に。1時過ぎに一時1.1411ドルと日通し高値を付けた。

 ユーロ円は反落。終値は179.15円と前営業日NY終値(180.79円)と比べて1円64銭程度のユーロ安水準。米国側から円安修正に対する要求が一段と強まる可能性が意識され、全般円買いが進んだ流れに沿った。22時30分前には一時178.92円と日通し安値を付けた。その後は179円台半ばまで下げ渋ったものの、NY午後に入ると179円台前半で値動きが細った。

本日の参考レンジ
ドル円:156.94円 - 158.95円
ユーロドル:1.1368ドル - 1.1411ドル
ユーロ円:178.92円 - 180.85円

(中村)
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