ロンドン為替見通し=ユーロドル、米金利動向と期末フローに警戒か
本日のロンドン為替市場では、ユーロドルは原油相場の動向を受けた米長期金利をにらみながらの展開となりそうだ。
まず原油相場について、前週末のトランプ米大統領が米・イラン間のホルムズ海峡開放と中東での戦闘終結に向けたイランの提案を拒否したことで、週明けのWTI原油先物価格は94ドル台前半まで上昇している。米・イランの和平協議の進展期待の後退と受け止められれば欧州市場でも原油価格が上昇する可能性がある。それに伴い米インフレ懸念から米長期金利が上昇して、ユーロドルの上値を抑える要因となる可能性がある。ただ、昨日トランプ氏はイランとの間で今週、さらなる協議が行われるとの見方を示すなど、今後の進展に含みを残した。協議進展期待が再び高まれば原油価格が下落する展開は十分に予想される。引き続き、関係者の発言に一喜一憂する展開が見込まれる。
イベントについては主だった経済指標の発表は予定されていない。要人発言は、ラムスデン英中銀(BOE)副総裁の講演が予定されている。直近では主だった発言は伝わっていないものの、今年2月の金融政策委員会(MPC)では利下げを支持していた。もし同氏から利上げに前向きな発言が伝われば対ユーロでもポンドが買われる可能性があり、結果ユーロドルの上値を抑えるかもしれない。また、ボウマンFRB副議長の講演も予定されており、今後のインフレや景気見通しについての見解を確認しておきたい。いずれもユーロにとって間接的ではあるが、共にハト派であることから、タカ派姿勢を見せる場合は市場が反応することも考えられる。
なお、東京市場で底堅さを見せているドル円について、欧州市場でも堅調な値動きを見せて158円台を回復する場合、158.47円付近に位置する200日線の突破を試すことも考えられる。とはいえ、金融当局者の円安けん制発言のほか、原油相場の動向に左右される状況は続くことが予想され、引き続きこれら材料への警戒は怠らないようにしたい。
そのほか、本日は四半期末・半期末のスポット末日にあたるため、ロンドン8時(日本時間16時)や16時(同、24時)を意識したフローには念のため警戒しておきたい。
想定レンジ上限
・ユーロドル、日足・一目均衡表の転換線1.1458ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、6月24日安値(年初来安値)1.1325ドル
(川畑)
まず原油相場について、前週末のトランプ米大統領が米・イラン間のホルムズ海峡開放と中東での戦闘終結に向けたイランの提案を拒否したことで、週明けのWTI原油先物価格は94ドル台前半まで上昇している。米・イランの和平協議の進展期待の後退と受け止められれば欧州市場でも原油価格が上昇する可能性がある。それに伴い米インフレ懸念から米長期金利が上昇して、ユーロドルの上値を抑える要因となる可能性がある。ただ、昨日トランプ氏はイランとの間で今週、さらなる協議が行われるとの見方を示すなど、今後の進展に含みを残した。協議進展期待が再び高まれば原油価格が下落する展開は十分に予想される。引き続き、関係者の発言に一喜一憂する展開が見込まれる。
イベントについては主だった経済指標の発表は予定されていない。要人発言は、ラムスデン英中銀(BOE)副総裁の講演が予定されている。直近では主だった発言は伝わっていないものの、今年2月の金融政策委員会(MPC)では利下げを支持していた。もし同氏から利上げに前向きな発言が伝われば対ユーロでもポンドが買われる可能性があり、結果ユーロドルの上値を抑えるかもしれない。また、ボウマンFRB副議長の講演も予定されており、今後のインフレや景気見通しについての見解を確認しておきたい。いずれもユーロにとって間接的ではあるが、共にハト派であることから、タカ派姿勢を見せる場合は市場が反応することも考えられる。
なお、東京市場で底堅さを見せているドル円について、欧州市場でも堅調な値動きを見せて158円台を回復する場合、158.47円付近に位置する200日線の突破を試すことも考えられる。とはいえ、金融当局者の円安けん制発言のほか、原油相場の動向に左右される状況は続くことが予想され、引き続きこれら材料への警戒は怠らないようにしたい。
そのほか、本日は四半期末・半期末のスポット末日にあたるため、ロンドン8時(日本時間16時)や16時(同、24時)を意識したフローには念のため警戒しておきたい。
想定レンジ上限
・ユーロドル、日足・一目均衡表の転換線1.1458ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、6月24日安値(年初来安値)1.1325ドル
(川畑)
