欧州マーケットダイジェスト・9日 株高・金利低下・ユーロ安

(9日終値:10日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.25円(9日15時時点比△0.09円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.20円(▲0.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1197ドル(▲0.0034ドル)
FTSE100種総合株価指数:10552.05(前営業日比△110.45)
ドイツ株式指数(DAX):25087.27(△280.30)
10年物英国債利回り:5.443%(▲0.038%)
10年物独国債利回り:3.481%(▲0.014%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
9月スイスSECO消費者信頼感指数
        ▲35.8      ▲32.8

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。欧州市場序盤に一時158.05円付近まで下押ししたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出ると、24時前に一時158.43円と日通し高値を付けた。
 ただ、7日の高値158.51円や200日移動平均線158.53円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が上昇幅を縮めたことも相場の重し。

・ユーロドルは頭が重かった。アジア時間に一時1.1243ドルと日通し高値を付けたあとはじり安の展開に。米長期金利の上昇を背景にユーロ売り・ドル買いが優勢になると、2時前に一時1.1188ドルと日通し安値を更新した。市場では「フランスやスペインの政局不安が引き続きユーロを買いづらくしている」との声も聞かれた。
 もっとも、前日の安値1.1172ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。

・ユーロ円は上値が重い。日本時間夕刻に一時177.87円と本日高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。2時前には177.12円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。中東情勢を巡る不透明感は根強いものの、原油先物相場が下落すると、インフレへの懸念が緩和。株買いを促した。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやレレックスなど資本財サービス株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。原油先物相場が下落すると、インフレへの懸念が緩和し株買いを促した。独長期金利の低下も相場を下支えした。個別ではザランド(4.34%高)やSAP(3.70%高)、シーメンス(2.97%高)などの上げが目立った。

・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。


(中村)
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