16日香港株=反発か、米長期金利の低下と米株高が支え

 16日の香港市場は反発か。前日に米長期金利が低下し、米株式相場が反発した流れを引き継ぐと予想する。15日のNY債券市場では、長期金利の指標となる10年物米国債利回りが前日比0.13%低い5.06%で終えた。また、ハンセン指数は前日に続落し、終値ベースで8日以来1週間ぶりの安値を付けただけに、割安感がある銘柄を中心に買い直しが入りやすい。

 もっとも、米早期利上げへの警戒感がくすぶるなか、買い一巡後は上値が重い展開がありうる。15日発表の9月の米卸売物価指数(PPI)は前月比で1.3%上昇と、市場予想を上回る伸び率だった。インフレ高止まりを受けた米連邦準備理事会(FRB)による引き締めが意識されそうだ。

 15日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって反発。AI関連企業への過剰投資懸念やメモリー半導体の供給過剰感が強まる一方、投資家がハイテク株から割安感のある銘柄へ資金を移すローテーションが広がった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、金融株の中国建設銀行(00939)、AIAグループ(01299)が香港終値を上回って終えた。

(川畑)
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