20日香港株=もみ合いか、原油高や欧米の長期金利上昇が重荷

 休場明け20日の香港市場はもみ合う展開か。原油高や欧米の長期金利の上昇が重荷となりそうだ。中東地域での軍事衝突の拡大を背景に、NY原油先物価格が8営業日続伸し、一時1バレル=104米ドル台まで上昇した。また、インフレ加速への懸念に加え、フランス各地で続く大規模デモを受け、19日に欧州主要国や米国の国債利回りが上昇した。

 一方、19日にNY市場で前週に下落したハイテク株や人工知能(AI)関連銘柄を中心に買い戻しが入った。香港市場でもハイテク株買いが波及すれば、相場を下支えする要因となり得る。

 香港市場が休場だった19日に中国国家統計局が発表した2026年7-9月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率が前年同期比4.5%となり、市場予想の4.4%を上回った。9月の小売売上高や1-9月期の固定資産投資も予想上振れ。中国の景気減速に対する警戒感が和らぐ可能性がある。

 19日のNY市場でダウ平均は小幅続落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発した。一方、同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、美団(03690)、欧州金融大手のHSBC(00005)がそろって香港終値を下回って引けた。

(松井)
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