ニューヨーク外国為替市場概況・20日 ドル円、反落

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は158.17円と前営業日NY終値(158.50円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。「米国とイランの戦争終結に向けた協議は合意が近い」との一部報道をきっかけに、原油先物相場が急失速し、米長期金利が低下すると全般ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時157.83円と日通し安値を更新した。
 ただ、19日と16日の安値である157.70円や15日の安値157.55円がサポートとして働くと下げ渋った。「米イラン間の協議は続いているものの、合意が近いという報道は誤り」との報道もドル買いを促すと、5時過ぎに158.27円付近まで下値を切り上げた。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場を下支えした。

 ユーロドルは反発。終値は1.1237ドルと前営業日NY終値(1.1213ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。米国とイランの協議進展に向けた期待が高まる中、WTI原油先物価格が急失速し、米長期金利が低下するとドル売りが進行。23時30分過ぎに一時1.1261ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、16日の高値1.1269ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。「米イラン協議、合意が間近との報道は誤り」と伝わると、原油高・金利高・ドル高の方向に振れ、1時30分前には1.1226ドル付近まで下押しした。フランスでの予算協議や中長期的な財政運営に懸念が強いこともあり、ユーロ売りが出やすい面もあったようだ。

 ユーロ円は横ばい。終値は177.73円と前営業日NY終値(177.73円)と同じ水準だった。日本時間夕刻に一時177.14円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。5時前には177.81円付近まで持ち直した。

本日の参考レンジ
ドル円:157.83円 - 158.60円
ユーロドル:1.1205ドル - 1.1261ドル
ユーロ円:177.14円 - 177.92円

(中村)
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