東京外国為替市場概況・10時 豪ドル、弱含み

 1日の東京外国為替市場で豪ドルは弱含み。1月豪消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.4%と市場予想(同8.0%)を下回ったほか、10-12月期豪国内総生産(GDP)も前期比で予想より弱い結果となったことを受け、指標発表後には豪ドル売りで反応した。対ドルでは0.6695米ドル、対円では91.28円まで下押しした。

 ドル円はしっかり。10時時点では136.36円とニューヨーク市場の終値(136.17円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.94%台、同2年債利回りは4.84%台までそれぞれ上昇するなか、ドル買いの流れに沿って一時136.47円まで値を上げた。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.0568ドルとニューヨーク市場の終値(1.0576ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇などを背景にやや売りに押され、1.0565ドルまで値を下げた。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では144.11円とニューヨーク市場の終値(143.99円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。9時過ぎに144.24円まで上昇する場面があったが、総じて144.10円台を中心としてもみ合いが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.13円 - 136.47円
ユーロドル:1.0565ドル - 1.0580ドル
ユーロ円:143.98円 - 144.24円

(岩間)
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