東京外国為替市場概況・15時 豪ドル、弱含み

 4日午後の東京外国為替市場で豪ドルは弱含み。豪準備銀行(RBA)理事会で予想通りに政策金利が3.60%に据え置かれ、声明文で「インフレがピークに達した」と表明されたことで、豪ドル/ドルは0.6758ドル、豪ドル円は89.68円まで下値を広げた。
 追加利上げが必要になる可能性に関する文言が、前回の「will be」から今回は「may be」に変更されたことも、利上げ打ち止めの可能性を高めたと受け止められたもよう。

 ドル円は強含み。15時時点では132.88円と12時時点(132.74円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.43%台まで上昇したことで、一時132.98円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0885ドルと12時時点(1.0891ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇を受けて、一時1.0883ドルまでわずかに下値を広げた。

 ユーロ円は小幅高。15時時点では144.64円と12時時点(144.57円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れ高となり、一時144.76円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.17円 - 132.98円
ユーロドル:1.0883ドル - 1.0910ドル
ユーロ円:144.17円 - 144.76円


(山下)
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