東京外国為替市場概況・10時 豪ドル、下落

 19日の東京外国為替市場で豪ドルは下落。豪9月雇用統計は、失業率は予想より0.1%低下した。一方、新規雇用者数は予想を下回る0.67万人増に留まり、常勤雇用者数の減少を非常勤雇用者数の増加がどうにかカバーした状態。豪ドルは対円で94.54円、対米ドルは0.6313ドルまで売られた。

 ドル円は重い動きが継続。10時時点では149.75円とニューヨーク市場の終値(149.93円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。節目150.00円手前での重さが意識され売りに押され一時149.67円まで下落した。

 ユーロ円もさえず。10時時点では157.82円とニューヨーク市場の終値(157.97円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の円高推移につれ、日経平均株価の軟調も重しとなり157.74円まで下値を探った。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0539ドルとニューヨーク市場の終値(1.0536ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近での振れが続いた。
 
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.67円 - 149.93円
ユーロドル:1.0533ドル - 1.0540ドル
ユーロ円:157.74円 - 157.97円

(関口)
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