ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、戻り一服

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが一服。4時時点では146.72円と2時時点(146.69円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。一部通信社による米国は「ドル安を模索していない」との報道を受けたドル高方向への戻りは1時台につけた147.11円前後までで一巡。146.44円前後へ下押す場面があった。

 ユーロドルはじり安。4時時点では1.1178ドルと2時時点(1.1188ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の指標とされる10年債の利回りは4.52%台で高止まり。ドルは対円では頭打ち気味も、他通貨に対しては総じて強含む流れが継続。ユーロドルは1.1167ドルまでユーロ安・ドル高がじわりと進んだ。

 ユーロ円は、4時時点では164.00円と2時時点(164.13円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の円高方向への傾斜とユーロドルのじり安を受け、ユーロ円は重い動き。一時163.93円前後へ弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.61円 - 147.67円
ユーロドル:1.1167ドル - 1.1266ドル
ユーロ円:163.74円 - 165.16円

(関口)
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