ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では144.74円と22時時点(144.98円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。6月米消費者信頼感指数が93.0と予想の99.5を下回ると円買い・ドル売りが先行。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会で「インフレが低下し労働市場が軟化した場合、利下げ前倒しの可能性も」「インフレ率は予想ほど強くない可能性がある」などと発言すると、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが活発化した。23時30分前に一時144.51円と日通し安値を更新した。
 なお、パウエルFRB議長の議会証言原稿では「関税の引き上げはインフレ率を押し上げ、経済活動を圧迫する可能性が高い」「FRBは政策調整を行う前に、経済の動向をより深く見極めるのに適した状況にある」などと伝わっていた。市場では「ウォラー理事やボウマン副議長の発言の影響で、ややハト派に傾いた印象がある」との声が聞かれた。

 ユーロドルは底堅い。24時時点では1.1616ドルと22時時点(1.1600ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標やパウエルFRB議長の発言を手掛かりに全般ドル売りが優勢になると、一時1.1642ドルと2021年10月以来の高値を更新した。

 ユーロ円は小安い。24時時点では168.14円と22時時点(168.19円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったものの、ドル円の下落につれた売りが出ると一時167.92円と本日安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.51円 - 146.19円
ユーロドル:1.1575ドル - 1.1642ドル
ユーロ円:167.92円 - 169.28円


(中村)
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