ニューヨーク外国為替市場概況・6日 ドル円、小反落

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小反落。終値は147.37円と前営業日NY終値(147.62円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げへの期待が高まる中、全般ドル売りが先行。米10年債利回りが4.2789%前後まで急騰した場面では147.66円まで買い戻しが一気に進んだものの、米10年債利回りが4.21%台まで上昇幅を縮小すると失速した。4時前には一時146.98円と日通し安値を更新した。
 もっとも、146円台では押し目を拾いたい向きは多く、引けにかけては147.62円付近まで下値を切り上げた。
 なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「米経済の減速に利下げで対応するのが適切となる可能性」「依然として年内に2回の利下げが妥当だと判断」と述べたほか、クックFRB理事は「7月雇用統計は懸念すべき内容」としながらも、5・6月の大幅な下方修正については「転換期によくあること」との見解を示した。

 ユーロドルは続伸。終値は1.1660ドルと前営業日NY終値(1.1575ドル)と比べて0.0085ドル程度のユーロ高水準となった。欧州時間に進んだユーロ高・ドル安の流れを引き継いで、NY勢参入後も上値を試す展開となった。市場では「米国での景気減速懸念と利下げ観測を背景としたドル売りが続いている」との声が聞かれ、3時30分過ぎに一時1.1669ドルと7月28日以来の高値を付けた。
 なお、米ホワイトハウスは「トランプ米大統領はプーチン露大統領との直接会談にオープン」との声明を発表。「ロシア側がトランプ米大統領との会談望んでいる」と明らかした。

 ユーロ円も続伸。終値は171.82円と前営業日NY終値(170.87円)と比べて95銭程度のユーロ高水準。米早期利下げ観測の高まりを背景に、投資家のリスク選好姿勢が強まると円売り・ユーロ買いが優勢となった。5時30分過ぎには一時171.99円と本日高値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:146.98円 - 147.89円
ユーロドル:1.1564ドル - 1.1669ドル
ユーロ円:170.62円 - 171.99円

(中村)
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