欧州マーケットダイジェスト・30日 株高・円高・ドル安

(30日終値:1日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.79円(30日15時時点比▲0.49円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.63円(▲0.35円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1749ドル(△0.0016ドル)
FTSE100種総合株価指数:9350.43(前営業日比△50.59)
ドイツ株式指数(DAX):23880.72(△135.66)
10年物英国債利回り:4.699%(▲0.001%)
10年物独国債利回り:2.711%(△0.004%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月独輸入物価指数
(前月比)   ▲0.5%     ▲0.4%
(前年比)   ▲1.5%     ▲1.4%
8月独小売売上高
(前月比)   ▲0.2%    ▲0.5%・改
(前年比)   ▲1.1%     3.3%・改
4-6月期英国内総生産(GDP)改定値
(前期比)    0.3%      0.3%
(前年同期比)  1.4%      1.2%
4-6月期英経常収支
     289億ポンドの赤字 212億ポンドの赤字・改
8月仏消費支出
(前月比)    0.1%     ▲0.6%・改
9月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比)   ▲1.0%      0.4%
(前年比)    1.2%      0.9%
8月仏卸売物価指数(PPI)
(前月比)   ▲0.2%     0.5%・改
9月スイスKOF景気先行指数
         98.0      96.2・改
9月独雇用統計
失業率      6.3%      6.3%
失業者数変化  1.40万人   ▲0.70万人・改
9月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比)    0.2%      0.1%
(前年比)    2.4%      2.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はさえない。日銀が公表した「10-12月期の国債買い入れ予定」でオファー額が前回から減額されたことが分かると円買い・ドル売りが先行。米国で政府運営を維持するための「つなぎ予算案」について与野党の調整が難航する中、10月1日から米政府機関の一部が閉鎖されるとの懸念も強く、ドル売りを誘った。
 この日発表の9月米シカゴ購買部協会景気指数や9月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことも相場の重しとなり、一時147.65円と日通し安値を更新した。なお、8月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想をやや上回ると下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。

・ユーロドルは底堅い動き。米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒される中、ユーロ買い・ドル売りが先行。前日の高値1.1755ドルを上抜けると、17時30分過ぎに一時1.1761ドルまで値を上げた。22時30分前には1.1717ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、売り一巡後は再び強含んだ。
 トランプ米大統領が会見で「おそらく(政府機関)閉鎖が起こるだろう」と発言すると、米政府機関の一部が閉鎖されるとの可能性が改めて意識され、ドル売りが再開。2時30分前に一時1.1762ドルと日通し高値を更新した。

・ユーロ円は頭が重かった。日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ユーロ売りが先行。ドル円の下落につれた売りも出て、23時過ぎに一時173.39円と日通し安値を更新した。

・ロンドン株式相場は3日続伸し、史上最高値を更新した。月末・四半期末とあって、持ち高調整目的の売りが先行したものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。引けにかけては上げ幅を拡大した。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日続伸。反落して始まったものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(4.57%高)やスカウト24(2.11%高)、GEAグループ(2.03%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。

(中村)
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