ニューヨーク外国為替市場概況・22日 ドル円、小幅続伸

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら4日続伸。終値は151.98円と前営業日NY終値(151.93円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。22時30分前に一時152.05円と日通し高値を付けたものの、前日の高値152.17円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。「米政権は米国製ソフトウェア製品の中国への輸出を制限する計画を検討中」との一部報道が伝わると、貿易問題を巡る米中対立激化への懸念が高まり、リスク回避の円買い・ドル売りが優勢に。1時30分過ぎに一時151.51円付近まで下押しした。
 ただ、アジア時間に付けた日通し安値151.49円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となり、152.01円付近まで持ち直した。市場では「高市政権の発足を受けた円売り・ドル買いは根強い」との声も聞かれた。

 ユーロドルは4営業日ぶりに小反発。終値は1.1611ドルと前営業日NY終値(1.1600ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ポンドドルの急落をきっかけにユーロドルにも売りが先行。22時前に一時1.1577ドルと日通し安値を付けた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。貿易問題を巡る米中対立激化への懸念が高まる中、1時30分過ぎには一時1.1622ドルと日通し高値を付けた。
 なお、ポンドドルは一時1.3306ドルまで下落した。9月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ると、英中銀(BOE)が利下げに動きやすくなるとの思惑から英長期金利が低下し、ポンド売りが広がった。

 ユーロ円は小幅ながら3日続伸。終値は176.46円と前営業日NY終値(176.24円)と比べて22銭程度のユーロ高水準。21時前に一時175.77円と日通し安値を更新したものの、前日の安値175.36円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。ドル円やユーロドルの持ち直しにつれた円売り・ユーロ買いも出て、取引終了間際に一時176.46円と日通し高値を付けた。

本日の参考レンジ
ドル円:151.49円 - 152.05円
ユーロドル:1.1577ドル - 1.1622ドル
ユーロ円:175.77円 - 176.46円

(中村)
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