欧州マーケットダイジェスト・3日 株まちまち・金利上昇・ドルもみ合い

(3日終値:4日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.15円(3日15時時点比△0.03円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.69円(▲0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1527ドル(▲0.0008ドル)
FTSE100種総合株価指数:9701.37(前営業日比▲15.88)
ドイツ株式指数(DAX):24132.41(△174.11)
10年物英国債利回り:4.435%(△0.026%)
10年物独国債利回り:2.667%(△0.034%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10月トルコ製造業購買担当者景気指数(PMI)    
        46.5       46.7
10月トルコ消費者物価指数(CPI)
(前月比)   2.55%      3.23%
(前年比)   32.87%     33.29%
10月スイス消費者物価指数(CPI)
(前月比)   ▲0.3%     ▲0.2%
10月スイス製造業購買担当者景気指数(PMI)
        48.2       46.3
10月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
        48.8       48.3
10月独製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
        49.6       49.6
10月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
        50.0       50.0
10月英製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
        49.7       49.6

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。週明けの欧州勢参入後も154円台前半の水準で方向感なく推移した。NY時間に入って米10年債利回りが上昇すると、22時30分過ぎに154.30円まで本日高値を更新。ただ、10月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が48.7と市場予想の49.4を下回り、前月の49.1からも悪化したことが明らかになると153.93円の安値まで下押しした。一方で、米長期金利の低下が続かなかったこともあって、その後は154.10円台まで切り返すなど、ここまでは狭いレンジ内での上下が続いている。

・ユーロドルは下げ渋り。欧州勢の参入後からやや売りに押され、米長期金利が上昇した場面では1.1505ドルまで日通し安値を更新した。もっとも、節目の1.1500ドルが目先のサポートとして意識されると下げ止まり、さえない米指標後には1.1530ドル台まで切り返した。
 なお、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「経済が予想通りならば、再度0.50%の利下げを主張する」との見解を示したことに対して、今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つグールズビー米シカゴ連銀総裁は「12月利下げのハードルは過去2回のFRB会合よりも高い」などと述べた。

・ユーロ円は神経質な値動き。日本時間の夕刻に177.98円の高値をつけた後はユーロドルの下げにつれて上値を切り下げる展開となり、ドル円が弱含んだ24時過ぎにはつれて177.24円まで下押しした。もっとも、その後はドル円やユーロドルが下げ渋ったことに伴って買い戻しが入り、177.70円台まで再び下値を切り上げた。

・ロンドン株式相場は続落。しばらくは底堅く推移していたものの、米国株相場の下げにつれて取引時間の終盤に失速した。リオ・ティントやグレンコアなど素材株の下げが目立ったほか、コミュニケーション・サービス株の下落も指数を押し下げた。

・フランクフルト株式相場は5営業日ぶりに反発。前週末まで売りに押された反動から買い戻しが入りやすい地合いだった。個別ではラインメタル(4.23%高)やシーメンス・エナジー(2.52%高)、フォルクスワーゲン(2.31%高)などの上げが目立った。

・欧州債券相場は下落。米債券安につれた。

(岩間)
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