ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、さえない

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円はさえない。24時時点では153.18円と22時時点(153.28円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。日米協調介入への警戒感が根強い中、円買い・ドル売りが入りやすい地合いとなった。片山さつき財務相が主要7カ国(G7)財務相オンライン会合後に「(為替)米国当局と緊密連携しながら適切な対応を取る」と発言したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時152.93円と昨年11月7日以来の安値を更新した。
 ただ、市場関係者からは「日米が実際に協調しての介入となるとハードルが高い」との声が聞かれる中、売り一巡後は153.37円付近まで買い戻される場面もあった。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.1944ドルと22時時点(1.1929ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。全般ドル売りが進んだ流れに沿って、一時1.1956ドルと2021年6月以来約4年7カ月ぶりの高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事を巡る不透明感や米政府機関が閉鎖されるリスクなども意識されて、ドル売りが出やすい面もあった。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時96.39と昨年9月17日以来の低水準を付けた。

 ユーロ円は24時時点では182.97円と22時時点(182.85円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。NY勢参入後はドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.93円 - 154.88円
ユーロドル:1.1850ドル - 1.1956ドル
ユーロ円:182.13円 - 183.69円


(中村)
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