ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、軟調

 3日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.1567ドルと22時時点(1.1613ドル)と比べて0.0046ドル程度のユーロ安水準だった。24時前に一時1.1565ドルと昨年11月28日以来の安値を更新した。中東情勢が一段と緊迫する中、原油や天然ガスの先物価格が大幅に上昇。エネルギー高が欧州各国の景気に及ぼす悪影響が懸念され、ユーロ売りが優勢となった。なお、欧州は株安・債券安・通貨安の「トリプル安」となっている。

 ドル円は高値もみ合い。24時時点では157.72円と22時時点(157.64円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。21時30分前に一時157.51円付近まで下押ししたものの、売り一巡後は再び強含む展開に。米国・イスラエルとイランの戦闘が拡大する中、「有事のドル買い」が入りやすい地合いだ。
 もっとも、欧州時間に付けた日通し高値157.97円には届かなかった。世界的な株安を受けてクロス円が下落した影響を受けたほか、市場では「心理的な節目となる158円付近では政府・日銀による為替介入への警戒がくすぶる」との声が聞かれた。

 ユーロ円は下落。24時時点では182.44円と22時時点(183.07円)と比べて63銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、欧米株安に伴う円買い・ユーロ売りが入った。24時過ぎには一時182.33円と日通し安値を更新した。

 オセアニア通貨は軟調。ダウ平均が一時1100ドル超下落するなど、米株式相場が軟調に推移するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。豪ドル米ドルは0.6972米ドル、NZドル米ドルは0.5859米ドルまで値を下げたほか、豪ドル円は109.90円、NZドル円は92.38円と日通し安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.15円 - 157.97円
ユーロドル:1.1565ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:182.33円 - 184.33円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。