5日香港株=堅調か、全人代が開幕 経済成長率目標などに注目

 5日の香港市場は堅調か。中東情勢を巡る過度な懸念が後退し、香港市場でも買いが広がりそうだ。また、ハンセン指数は前日まで3日続落し、終値で昨年12月16日以来およそ2カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも予想される。

 一方、中国では5日に全国人民代表大会(全人代)が開幕する。長引く不動産不況で国内景気が停滞するなか、政府活動報告で示される経済成長率目標や財政政策の方向性が注目される。また、米国では6日に雇用統計の発表が予定されており、様子見ムードが強まる可能性もありそうだ。

 4日のNY株式相場は反発。イラン情勢が注目される中、原油相場の上昇が一服したことや、強い経済指標を受けて米国の景気悪化懸念が和らいだことでセンチメントが改善した。経済指標では、2月ADP民間部門雇用者数が予想を上回る増加となり、2月ISM非製造業PMIも前月分や予想を上回る強い結果となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)のほか、美団(03690)やテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が香港終値を上回って引けた。

(小針)
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