ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では157.66円と22時時点(157.99円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。米労働省が発表した2月米雇用統計で非農業部門雇用者数が9.2万人減と予想の5.5万人増に反して減少したうえ、失業率が4.4%と予想の4.3%より弱い内容となったことが分かると円買い・ドル売りが先行。一時157.41円付近まで値を下げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し安値157.39円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。中東情勢の緊迫化を背景に原油高・ドル高の流れも継続し、23時30分前には158.09円と本日高値に面合わせした。
 なお、WTI原油先物価格は一時1バレル=89.62ドルと2023年10月以来約2年5カ月ぶりの高値を更新した。トランプ米大統領が自身のSNSで「イランとの取引は『無条件降伏』以外にあり得ない」との見解を示すと、イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念が高まった。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.1572ドルと22時時点(1.1554ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米雇用統計をきっかけに全般ドル売りが先行すると一時1.1593ドル付近まで値を上げたものの、上値は重かった。原油価格の急騰を嫌気したユーロ売り・ドル買いが出やすい地合いとなる中、23時30分前に一時1.1546ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は本日安値圏でもみ合い。24時時点では182.45円と22時時点(182.56円)と比べて11銭程度のユーロ安水準。23時前に一時182.38円と日通し安値を付けたものの、ドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 158.09円
ユーロドル:1.1546ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.38円 - 183.27円


(中村)
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