欧州マーケットダイジェスト・30日 株高・金利低下・ドル高・ユーロ安
(30日終値:31日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.56円(30日15時時点比▲0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.82円(▲1.12円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1457ドル(▲0.0058ドル)
FTSE100種総合株価指数:10127.96(前営業日比△160.61)
ドイツ株式指数(DAX):22562.88(△262.13)
10年物英国債利回り:4.935%(▲0.039%)
10年物独国債利回り:3.035%(▲0.059%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月スイスKOF景気先行指数
96.1 103.8・改
2月英消費者信用残高
19億ポンド 18億ポンド
2月英マネーサプライM4
(前月比) 0.6% ▲0.1%
(前年比) 3.6% 3.0%
3月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲16.3 ▲16.3
3月ユーロ圏経済信頼感指数
96.6 98.2・改
3月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 1.1% 0.2%
(前年比) 2.7% 1.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは軟調だった。中東情勢の混乱が長期化するとの警戒感を背景に、原油先物価格が底堅く推移。エネルギー高が欧州各国の景気に及ぼす悪影響が懸念され、ユーロ売りが優勢となった。月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローも目立ち、0時30分前には一時1.1443ドルと日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.61と昨年5月以来の高水準を付けた。
なお、独連邦統計庁が発表した3月独消費者物価指数(CPI)速報値は前年比2.7%上昇と2024年1月以来の伸び率となった。市場では「物価高と景気後退が同時並行するスタグフレーションへの警戒からユーロ売りが出た」との声も聞かれた。
・ドル円は頭が重かった。東京市場では一時160.46円と2024年7月以来の高値を付けたものの、三村財務官が「そろそろ断固たる措置が必要となる」などと述べ、足もとの円安進行を強くけん制すると一転下落した。欧州市場でも円高の流れが継続した。
NY市場に入っても、政府・日銀による為替介入への警戒感から円買い・ドル売りが優勢となり、22時過ぎに一時159.33円と日通し安値を付けた。対欧州・オセアニア通貨中心にドル高が進んだ影響を受けると一時159.64円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日、「FRBの両責務にリスクがある」「政策は様子見に適した良い位置にある」と述べ、市場の一部で浮上している利上げ観測を否定する見解を示した。米長期金利の指標である米10年債利回りは一時4.3225%前後まで大幅に低下した。
・ユーロ円は下落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、全般円買いが進行。ユーロドルの下落につれた売りも出ると一時182.59円と日通し安値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの停戦協議が進展するとの期待が高まると、株買いが優勢となった。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、アストラゼネカやヘイリオンなど医薬品株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進んでいるとの期待が高まり、軍事衝突が激化するとの警戒が和らいだ。個別ではRWE(3.29%高)やスカウト24(3.24%高)、SAP(3.13%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=159.56円(30日15時時点比▲0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.82円(▲1.12円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1457ドル(▲0.0058ドル)
FTSE100種総合株価指数:10127.96(前営業日比△160.61)
ドイツ株式指数(DAX):22562.88(△262.13)
10年物英国債利回り:4.935%(▲0.039%)
10年物独国債利回り:3.035%(▲0.059%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月スイスKOF景気先行指数
96.1 103.8・改
2月英消費者信用残高
19億ポンド 18億ポンド
2月英マネーサプライM4
(前月比) 0.6% ▲0.1%
(前年比) 3.6% 3.0%
3月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲16.3 ▲16.3
3月ユーロ圏経済信頼感指数
96.6 98.2・改
3月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 1.1% 0.2%
(前年比) 2.7% 1.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは軟調だった。中東情勢の混乱が長期化するとの警戒感を背景に、原油先物価格が底堅く推移。エネルギー高が欧州各国の景気に及ぼす悪影響が懸念され、ユーロ売りが優勢となった。月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローも目立ち、0時30分前には一時1.1443ドルと日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.61と昨年5月以来の高水準を付けた。
なお、独連邦統計庁が発表した3月独消費者物価指数(CPI)速報値は前年比2.7%上昇と2024年1月以来の伸び率となった。市場では「物価高と景気後退が同時並行するスタグフレーションへの警戒からユーロ売りが出た」との声も聞かれた。
・ドル円は頭が重かった。東京市場では一時160.46円と2024年7月以来の高値を付けたものの、三村財務官が「そろそろ断固たる措置が必要となる」などと述べ、足もとの円安進行を強くけん制すると一転下落した。欧州市場でも円高の流れが継続した。
NY市場に入っても、政府・日銀による為替介入への警戒感から円買い・ドル売りが優勢となり、22時過ぎに一時159.33円と日通し安値を付けた。対欧州・オセアニア通貨中心にドル高が進んだ影響を受けると一時159.64円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日、「FRBの両責務にリスクがある」「政策は様子見に適した良い位置にある」と述べ、市場の一部で浮上している利上げ観測を否定する見解を示した。米長期金利の指標である米10年債利回りは一時4.3225%前後まで大幅に低下した。
・ユーロ円は下落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、全般円買いが進行。ユーロドルの下落につれた売りも出ると一時182.59円と日通し安値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの停戦協議が進展するとの期待が高まると、株買いが優勢となった。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、アストラゼネカやヘイリオンなど医薬品株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進んでいるとの期待が高まり、軍事衝突が激化するとの警戒が和らいだ。個別ではRWE(3.29%高)やスカウト24(3.24%高)、SAP(3.13%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
(中村)
