ニューヨーク外国為替市場概況・6日 ユーロドル、3日ぶり反発

 6日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3営業日ぶりに反発。終値は1.1541ドルと前営業日NY終値(1.1519ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。欧州の主要市場がイースターマンデーの祝日で休場となる中、しばらくは大きな方向感が出なかったが、3月米ISM非製造業景況指数が54.0と予想の55.0を下回るとユーロ買い・ドル売りが先行した。23時30分過ぎに一時1.1572ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、トランプ米大統領の記者会見を控える中、一本調子で上昇する展開にはならなかった。中東情勢の混乱が長期化するとの警戒感を背景に、「有事のドル買い」も入りやすかった。
 なお、トランプ米大統領はこの日の記者会見で「イランとの停戦に向けた交渉はうまくいっている」「イランは誠意をもって交渉していると思う」と述べた一方、交渉期限を過ぎても合意に至らなければ「イランは橋も発電所もなくなる」との考えを示した。また、「ホルムズ海峡の再開は最優先事項」「ホルムズ海峡における石油の自由輸送はイラン合意に盛り込まれるべき」などと話した。

 ドル円はほぼ横ばい。終値は159.68円と前営業日NY終値(159.67円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。予想を下回る米経済指標を受けて円買い・ドル売りが入ったものの、反応は一時的だった。イラン情勢を巡る懸念を背景に「有事のドル買い」が入ると、一時159.80円付近まで値を戻した。
 そのあとはトランプ米大統領の発言などを受けて売買が交錯したものの、大きな方向感は出なかった。市場では「外交努力とは裏腹に事態は一段と混迷を深めており、日本時間8日9時の交渉期限までは動きづらい」との声も聞かれた。

 ユーロ円は反発。終値は184.30円と前営業日NY終値(183.88円)と比べて42銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかったが、23時30分過ぎに一時184.46円と日通し高値を付ける場面があった。

本日の参考レンジ
ドル円:159.31円 - 159.83円
ユーロドル:1.1505ドル - 1.1572ドル
ユーロ円:183.57円 - 184.46円

(中村)
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