欧州マーケットダイジェスト・7日 原油高・株安・金利上昇・ユーロ高
(7日終値:8日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.78円(7日15時時点比△0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.98円(△0.68円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1577ドル(△0.0041ドル)
FTSE100種総合株価指数:10348.79(前営業日比▲87.50)
ドイツ株式指数(DAX):22921.59(▲246.49)
10年物英国債利回り:4.904%(△0.071%)
10年物独国債利回り:3.084%(△0.092%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月仏サービス部門PMI改定値
48.8 48.3
3月独サービス部門PMI改定値
50.9 51.2
3月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
50.2 50.1
3月英サービス部門PMI改定値
50.5 51.2
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。WTI原油先物価格が1バレル=111.28ドル前後まで下落し、欧州株相場が上昇して始まるとドル売りが先行。18時過ぎに一時159.47円と日通し安値を更新した。米長期金利の指標である米10年債利回りが4.31%台まで低下したことも相場の重しとなった。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。トランプ米大統領がイランに求めた停戦案への合意期限が迫る中、「米軍はペルシャ湾に浮かぶイランの主要原油積み出し拠点カーグ島の軍事目標を攻撃した」との報道が伝わると、原油先物が117.63ドル前後まで急騰し、欧州株相場は一転下落。米長期金利も上昇に転じたためドル買いが優勢となった。24時過ぎに一時160.03円と日通し高値を更新した。
もっとも、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、買い一巡後はやや伸び悩んだ。
なお、トランプ米大統領はこの日、日本時間8日9時の交渉期限までに合意が成立しなければ、イランの発電所や橋などのインフラを破壊すると警告。また、「一つの文明全体が今夜滅び、二度と戻ることはないだろう」と述べ、「そうなってほしくはないが、おそらくそうなるだろう」との考えを示した。
・ユーロドルは強含み。トランプ米大統領が設定したイランとの停戦交渉の期限が迫る中、米国とイスラエルは対イラン攻撃を継続し、戦争の早期終結の見通しは不透明となったが、「有事のドル買い」は目立たなかった。
米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウンシュ・ベルギー中銀総裁は「イラン紛争が長期化すれば、今月30日の定例理事会での利上げも排除できない」との見解を示したもよう。ECBの早期利上げ観測が浮上する中、全般ユーロ買いが入りやすい地合いとなった。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたユーロ買いのフローも観測されて、一時1.1583ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円はしっかり。ドル円の上昇が相場の支援材料となったほか、ECBによる早期利上げ観測を背景にユーロ買いが入ると、24時過ぎに一時185.15円と2月10日以来約2カ月ぶりの高値を更新した。
・ロンドン株式相場は5日ぶりに反落。続伸して始まったものの、買い一巡後は次第に弱含んだ。トランプ米大統領が設定したイランとの停戦交渉の期限が迫る中、リスク回避を目的とした売りが広がった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は続落。反発して始まったものの、買い一巡後は一転下落した。トランプ米大統領がイランに求めた停戦案への合意期限が迫る中、米国とイスラエルは対イラン攻撃を継続し、戦争の早期終結の見通しは不透明に。投資家がリスク回避姿勢を強め、株売りが膨らんだ。個別ではハイデルベルク・マテリアルズ(4.06%安)やアディダス(3.00%安)、キアゲン(2.89%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を背景に債券売りが出た。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=159.78円(7日15時時点比△0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.98円(△0.68円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1577ドル(△0.0041ドル)
FTSE100種総合株価指数:10348.79(前営業日比▲87.50)
ドイツ株式指数(DAX):22921.59(▲246.49)
10年物英国債利回り:4.904%(△0.071%)
10年物独国債利回り:3.084%(△0.092%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月仏サービス部門PMI改定値
48.8 48.3
3月独サービス部門PMI改定値
50.9 51.2
3月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
50.2 50.1
3月英サービス部門PMI改定値
50.5 51.2
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。WTI原油先物価格が1バレル=111.28ドル前後まで下落し、欧州株相場が上昇して始まるとドル売りが先行。18時過ぎに一時159.47円と日通し安値を更新した。米長期金利の指標である米10年債利回りが4.31%台まで低下したことも相場の重しとなった。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。トランプ米大統領がイランに求めた停戦案への合意期限が迫る中、「米軍はペルシャ湾に浮かぶイランの主要原油積み出し拠点カーグ島の軍事目標を攻撃した」との報道が伝わると、原油先物が117.63ドル前後まで急騰し、欧州株相場は一転下落。米長期金利も上昇に転じたためドル買いが優勢となった。24時過ぎに一時160.03円と日通し高値を更新した。
もっとも、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、買い一巡後はやや伸び悩んだ。
なお、トランプ米大統領はこの日、日本時間8日9時の交渉期限までに合意が成立しなければ、イランの発電所や橋などのインフラを破壊すると警告。また、「一つの文明全体が今夜滅び、二度と戻ることはないだろう」と述べ、「そうなってほしくはないが、おそらくそうなるだろう」との考えを示した。
・ユーロドルは強含み。トランプ米大統領が設定したイランとの停戦交渉の期限が迫る中、米国とイスラエルは対イラン攻撃を継続し、戦争の早期終結の見通しは不透明となったが、「有事のドル買い」は目立たなかった。
米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が報じたところによると、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウンシュ・ベルギー中銀総裁は「イラン紛争が長期化すれば、今月30日の定例理事会での利上げも排除できない」との見解を示したもよう。ECBの早期利上げ観測が浮上する中、全般ユーロ買いが入りやすい地合いとなった。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたユーロ買いのフローも観測されて、一時1.1583ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円はしっかり。ドル円の上昇が相場の支援材料となったほか、ECBによる早期利上げ観測を背景にユーロ買いが入ると、24時過ぎに一時185.15円と2月10日以来約2カ月ぶりの高値を更新した。
・ロンドン株式相場は5日ぶりに反落。続伸して始まったものの、買い一巡後は次第に弱含んだ。トランプ米大統領が設定したイランとの停戦交渉の期限が迫る中、リスク回避を目的とした売りが広がった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は続落。反発して始まったものの、買い一巡後は一転下落した。トランプ米大統領がイランに求めた停戦案への合意期限が迫る中、米国とイスラエルは対イラン攻撃を継続し、戦争の早期終結の見通しは不透明に。投資家がリスク回避姿勢を強め、株売りが膨らんだ。個別ではハイデルベルク・マテリアルズ(4.06%安)やアディダス(3.00%安)、キアゲン(2.89%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を背景に債券売りが出た。
(中村)