ニューヨーク外国為替市場概況・15日 ドル円、5日続伸

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は5日続伸。終値は158.74円と前営業日NY終値(158.37円)と比べて37銭程度のドル高水準だった。原油高に伴うインフレ懸念を背景に米長期金利が大幅に上昇すると全般ドル買いが優勢となり、5時30分前に一時158.84円と日通し高値を更新した。
 トランプ米大統領と習近平中国国家主席はこの日、2日目の会談を行った。トランプ米大統領は「米中関係は極めて強固だ」と述べ、会談成果を強調したものの、イラン情勢が進展するような手掛かりが得られなかったことから、「有事のドル買い」も入った。
 なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.6023%前後と昨年5月以来1年ぶりの高水準を記録した。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、上昇のスピードは緩やかだった。市場では「一目均衡表雲の上限158.91円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。

 ユーロドルは5日続落。終値は1.1625ドルと前営業日NY終値(1.1669ドル)と比べて0.0044ドル程度のユーロ安水準だった。20時前に1.1655ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。インフレ懸念を背景に米長期金利が大幅に上昇するとユーロ売り・ドル買いが出て一時1.1617ドルと欧州序盤に付けた日通し安値に面合わせした。

 ユーロ円は4日続落。終値は184.54円と前営業日NY終値(184.80円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ただ、NY市場に限れば下値の堅さが目立った。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出た。

本日の参考レンジ
ドル円:158.30円 - 158.84円
ユーロドル:1.1617ドル - 1.1674ドル
ユーロ円:184.18円 - 184.84円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。