東京外国為替市場概況・12時 NZドル、上振れ

 27日の東京外国為替市場でNZドルは上振れ。NZ準備銀行(RBNZ)政策金利2.25%の据え置き発表後、NZドルは上昇。対ドルで0.5878ドル、対円で93.63円まで買われた。据え置きは市場予想通りだったが、据え置き決定の投票内容が均衡した状態であり、声明で「2月時点の想定よりも早期かつ大幅な利上げが必要になるとの認識では全委員が一致」と早期利上げの可能性が示唆された。また、RBNZ前に発表された豪消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、豪ドル/NZドルは1.2179NZドルまで豪ドル安・NZドル高が進んだ。

 豪ドルは下落。4月豪CPIは市場予想の前年比+4.4%を下回る+4.2%と弱い結果だった。豪金利先高観が高まりかけていた状況に調整が入り、豪ドルは対ドルで0.7180ドルを上値に0.7153ドルへ下落した。豪ドル円も114.35円を目先の天井に113.94円と、一時114円割れ。対NZドルでの豪ドル売りも戻りを鈍らせた。

 ドル円は小動き継続。12時時点では159.22円とニューヨーク市場の終値(159.30円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。植田日銀総裁の国際コンファランスでのあいさつも特段の材料にならず、159円前半の推移が持続。材料待ちの様相だった。

 ユーロドルは動意限定的。12時時点では1.1638ドルとニューヨーク市場の終値(1.1631ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。やや重く推移する場面もあったが、朝方からのレンジ内の振幅。1.16ドル前半を中心とする動きが続いた。

 ユーロ円はもみ合い。12時時点では185.31円とニューヨーク市場の終値(185.26円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.32円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1641ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.42円

(関口)
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