欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、高止まり

 11日の欧州外国為替市場でドル円は高止まり。22時時点では160.53円と20時時点(160.52円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領が「今夜、イランに対して非常に激しい攻撃を行う」などと発言すると、WTI原油先物価格が89ドル台半ばから91ドル台半ばまで上昇すると共に有事のドル買いとなり、160.59円まで上昇して本日高値に面合わせ。その後も本日高値圏で推移した。
 なお、5月米卸売物価指数(PPI)は前年比が+6.5%と予想を上回るも、コア・前年比は+4.9%と予想を下回るなど、まちまちの結果。また、新規失業保険申請件数は22.9万件に増加したが、反応は限定的だった。

 ユーロドルは持ち直し。22時時点では1.1540ドルと20時時点(1.1531ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。トランプ米大統領の発言後に1.1517ドルまで下落するも、8日安値1.1500ドルが目先のサポートとして意識されると、その後1.1540ドル付近まで値を戻した。
 欧州中銀は、政策金利を市場予想通り2.40%に、中銀預金金利を2.25%に、限界貸出金利を2.65%にそれぞれ引き上げた。声明では、2026年と27年のインフレ見通しを引き上げる一方、経済成長見通しは引き下げた。

 ユーロ円は22時時点では185.25円と20時時点(185.10円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。184.94円まで下落後に185.30円前後まで切り返すなど、ユーロドルにつれた動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.43円 - 160.59円
ユーロドル:1.1517ドル - 1.1556ドル
ユーロ円:184.94円 - 185.47円


(川畑)
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