欧州マーケットダイジェスト・15日 株まちまち・金利低下・ドル底堅い

(15日終値:16日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.27円(15日15時時点比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.90円(▲0.02円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1599ドル(▲0.0018ドル)
FTSE100種総合株価指数:10430.62(前営業日比▲41.10)
ドイツ株式指数(DAX):24894.01(△258.71)
10年物英国債利回り:4.812%(▲0.024%)
10年物独国債利回り:2.954%(▲0.041%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
5月独卸売物価指数(WPI)
(前月比)   ▲0.6%      2.0%
5月スイス生産者輸入価格
(前月比)   ▲0.4%      0.8%
5月スイスSECO消費者信頼感指数
        ▲38.1      ▲40.0
4月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比)   0.1%      0.4%・改
(前年比)   0.3%     ▲2.8%・改
4月ユーロ圏貿易収支
(季調済)13億ユーロの黒字 6億ユーロの黒字・改
(季調前)10億ユーロの赤字 49億ユーロの黒字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。23時過ぎに一時160.03円付近まで値を下げたものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.47%台まで低下幅を縮めると円売り・ドル買いがじわりと強まった。2時30分過ぎには160.28円まで上昇し、週明け早朝取引で付けた日通し高値に面合わせした。ただ、15-16日の日銀金融政策決定会合や16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など、日米金融イベントを控えて積極的に持ち高を傾ける展開にはならなかった。
 なお、この日発表の6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や5月米鉱工業生産、6月米NAHB住宅市場指数は予想より弱い内容となったものの、相場の反応は限られた。

・ユーロドルは上値が重かった。22時30分過ぎに一時1.1621ドル付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値1.1622ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。1時前には1.1597ドル付近まで下押しした。
 なお、米国とイランの戦闘終結に向けた協議について、トランプ大統領は14日、「合意が成立した」と明らかにし、イラン側も「米国との覚書の内容を最終決定した」と発表した。署名式は19日にスイスで開かれる見通し。WTI原油先物価格は一時1バレル=79.70ドル前後まで下落する場面があった。

・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに反落。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、投資家のリスク選好が高まると買いが先行した。ただ、英政局の先行き不透明感から売りが出ると徐々に上値を切り下げ、下げに転じた。原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られたことも相場の重し。

・フランクフルト株式相場は3日続伸。米国とイランが戦闘終結で合意したと伝わり、投資家心理が上向いた。個別ではドイツ銀行(4.31%高)やMTUエアロ・エンジンズ(4.23%高)、スカウト24(3.22%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。

(中村)
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