ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、神経質

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質な値動き。4時時点では160.49円と2時時点(160.20円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予想通り3.50-3.75%での金利据え置きを決定。同時に公表された金利見通し(ドットチャート)では2026年末時点の中央値が3.750%と前回の3.375%から引き上げられた。年内の利上げを見込む参加者が多かったことが判明し、米長期金利の上昇とともにドル買いで反応。米10年債利回りが一時4.47%台まで上昇したことをながめ、160.50円まで本日高値を更新した。
 ただ、11日につけた直近高値の160.59円や4月30日高値の160.72円手前では買いも一服。ウォーシュFRB議長は会見でフォワードガイダンスや金利予想を示すことに対して否定的な発言を繰り返し、自身は今回のドットチャートを提出しなかったことを明らかにした。FRB議長の会見を受けてドットチャートを手掛かりにした米金利の上昇とドル買いは続かず、その後は160円台前半での神経質な動きとなった。

 ユーロドルは軟調。4時時点では1.1538ドルと2時時点(1.1591ドル)と比べて0.0053ドル程度のユーロ安水準だった。FOMC後は全般にドル買いが進んだ流れに沿って、一時1.1536ドルまで本日安値を更新した。
 なお、FOMCは今回から声明文を簡潔・短縮化しているが、その中でインフレに関しては「委員会の目標である2%に対し依然として高い水準にある」と言及した。

 ユーロ円は4時時点では185.17円と2時時点(185.69円)と比べて52銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて185.14円まで売りに押された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.12円 - 160.50円
ユーロドル:1.1536ドル - 1.1617ドル
ユーロ円:185.14円 - 186.32円

(岩間)
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