23日香港株=上値重いか、中東情勢巡る不透明感が重し 買い戻しも

 23日の香港市場は上値の重い展開か。トランプ米大統領はイランとの交渉の進展に満足しているとし、イラン問題への対応は「非常に順調に進んでいる」との認識を示した。ただ、イランが合意を順守せず、不適切な行動を取った場合には必要な措置を講じるとし、軍事攻撃を再び実施する可能性を排除しておらず、中東情勢を巡る不透明感が引き続き相場の重しとなりそうだ。

 一方、ハンセン指数は前日まで4営業日続落し、終値で昨年6月23日以来およそ1年ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが期待できそうだ。

 22日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均は続伸したが、ハイテク株主体のナスダック総合は下落した。中東情勢を受けた原油相場の下落が支援となる一方、先週のタカ派的な米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて利上げ前倒し懸念が強まる中、米10年債利回りが4.50%に上昇したことが重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やテンセント(00700)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やアリババ集団(09988)が下回って引けた。
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