24日香港株=反発して始まるか、割安感からの買い直しが支え

 24日の香港市場は反発して始まるか。前日はハンセン指数が5営業日続落し、終値ベースで昨年6月19日以来約1年ぶり安値を付けた。前日に大きく売られたネット株を中心に割安感を意識した買いが入り、相場を押し上げる展開が予想される。原油先物相場の下落も地合いの改善につながりそうだ。ホルムズ海峡の航行が正常化するとの見方から、23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月物は期近物として3月上旬以来の安値を付けた。

 ただ、世界的な半導体株安の流れが継続すれば、買い一巡後はハンセン指数が伸び悩む可能性がある。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は23日、8%近く下落した。また、「タカ派」に転じた米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの観測も依然としてくすぶり、投資家心理の重荷となり得る。

 23日のNY株式相場はダウ平均が3営業日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は大幅に続落した。アジア市場での株安の流れを受け、前日から続くハイテク・半導体関連株の売りが加速した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)がそろって香港終値を上回って引けた。
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