ニューヨーク外国為替市場概況・8日 ドル円、4日続伸

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は162.59円と前営業日NY終値(162.10円)と比べて49銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領が今夜イランへの攻撃を示唆したほか、イラン側も仮に同国が軍事攻撃を受けた場合、中東の要衝であるホルムズ海峡を「完全に閉鎖する」と警告。WTI原油先物価格が76ドル台に乗せ、米10年債利回りが上昇したことで円売り・ドル買いが強まり、一時162.71円まで本日高値を伸ばした。もっとも、原油高・米金利上昇が一服すると、その後は162.50円を挟んだもみ合いとなった。
 なお、6月16-17日分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、一部の当局者が「追加利上げに妥当性がある」との見解を示していたことが判明した。また、労働市場を巡る懸念が後退した一方で、インフレの高止まりを警戒する声も目立った。

 ユーロドルは反発。終値は1.1417ドルと前営業日NY終値(1.1412ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。地政学リスクが意識されドル買い圧力が高まると一時1.1391ドルまで値を下げた。もっとも、ドル買いが一服すると一転して1.1430ドル台まで反発した。
 なお、ポンドは堅調。次期政権への期待感も込めたポンド買いが強まり、対ドルでは1.3410ドルまで上昇したほか、対円では217.83円と2008年1月以来の高値を付けた。

 ユーロ円は反発。終値は185.63円と前営業日NY終値(184.99円)と比べて64銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルに買い戻しが入るとつれ高となり、一時185.71円まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:162.03円 - 162.71円
ユーロドル:1.1391ドル - 1.1432ドル
ユーロ円:184.91円 - 185.71円


(越後)
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