ドル円、上値はオプション絡みの売りが出てくるか

 ドル円は昨日、162.71円まで上昇し、1日に付けた約40年ぶりの高値162.84円に接近。本日も底堅い値動きが続いている。
 高市政権は、日銀に対して金融政策面での圧力を強める姿勢を示している。加えて、これまで掲げてきた「責任ある積極財政」の「責任ある」という文言が実質的に形骸化しつつあるとの見方が広まってきた。日本の財政規律への懸念が強まり、円売り圧力が高まっている。投機筋のドル売り・円買いポジションは依然として少なく、上値では163.00円超えにストップロス買いが散見される程度となっている。
 一方、売りオーダーは1日高値手前の162.80円付近から163.00円にかけて断続的に並ぶ。ほか、163.00円より上では50銭刻みでオプションも観測されており、節目ではオプション絡みの売りが上値を抑える可能性がある。下値では、前日に支えとなった162.00円や7日安値の161.67円近辺にストップロス売りが観測されるものの、同水準には買いオーダーも並び始めており、下値の堅さも意識される。

(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。