ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ドル円、3日ぶり反発

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反発。終値は162.43円と前営業日NY終値(161.68円)と比べて75銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領が「イラン船舶の再封鎖」を表明し、「ホルムズ海峡を通過する他の貨物に対して20%の補償を求める」意向を示すと、原油先物相場が急伸。米長期金利も上昇し、ドル買いが先行した。その後、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「今週のインフレデータ次第では、FRBは近い将来利上げが必要になる可能性がある」との見方を示すと、全般ドル買いが活発化。前週末の高値162.43円を上抜けて一時162.48円まで上値を伸ばした。
 なお、WTI原油先物価格は1バレル=78ドル台半ばまで上昇したほか、米長期金利の指標とされる10年債利回りは一時4.6237%前後と5月21日以来の高水準を付けた。

 ユーロドルは続落。終値は1.1381ドルと前営業日NY終値(1.1416ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ安水準だった。ホルムズ海峡の通航を巡る不透明感からWTI原油先物が上昇するとユーロ売り・ドル買いが先行。FRBによる早期利上げ観測の高まりを背景に米長期金利が上昇したことも相場の重しとなり、5時30分前に一時1.1378ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は3日ぶりに反発したものの、上値は重かった。終値は184.92円と前営業日NY終値(184.56円)と比べて36銭程度のユーロ高水準。日本時間夕刻に一時185.47円と日通し高値を付けたあとは徐々に上値を切り下げる展開に。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが相場の重しとなり、5時30分前に184.86円付近まで下押しした。

本日の参考レンジ
ドル円:161.63円 - 162.48円
ユーロドル:1.1378ドル - 1.1446ドル
ユーロ円:184.31円 - 185.47円

(中村)
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