東京外国為替市場概況・17時 ドル円、方向感がない

 31日午後の東京外国為替市場でドル円は方向感がない。17時時点では160.21円と15時時点(160.60円)と比べて39銭程度のドル安水準だった。東京オプションカットの15時を過ぎるとやや上値が重くなった。植田日銀総裁が質疑応答で「これまで以上に物価の上振れリスクを意識する必要がある」「調整が遅れれば景気の下押しにつながる」と発言したことが伝わると、一時160円を割り込む場面もあった。しかし、その後はすぐに下げ渋り、16時半前には160.60円台まで買い戻された。その後は再び160.20円台まで押し戻されるなど、方向感に欠ける展開が続いている。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.1514ドルと15時時点(1.1506ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。植田日銀総裁の会見が17時前まで続いたことから、市場の関心は円相場に集中。ユーロドルは1.1515ドル前後を中心とした狭いレンジでの推移となった。

 ユーロ円は神経質な動き。17時時点では184.47円と15時時点(184.78円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が160円を割り込むと184.29円前後まで下押したものの、ドル円が下げ渋るとユーロ円にも買い戻しが入り185円台に乗せた。ただ、日通し高値には届かずドル円が再び売られると184.40円台まで下押すなど、ドル円に連れて神経質に上下している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.38円 - 160.88円
ユーロドル:1.1504ドル - 1.1531ドル
ユーロ円:183.77円 - 185.17円


(松井)
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