NY為替見通し=ドル円 積極的な買戻しは期待できないか、米雇用動態調査に注目
本日のNYタイムのドル円は、週末に控える米7月雇用統計を前に様子見ムードが強まりやすいが、米6月雇用動態調査(JOLTS求人件数)の結果には注目したい。
市場では最近実施された日米協調による円買い介入の効果がなお意識されており、ドル円の上値では円買い警戒感が根強く残っている。政府・日銀が過度な円安を容認しない姿勢を改めて示したことに加え、米当局も円安是正に一定の理解を示しているとの見方から、投機的なドル買い・円売りは以前より仕掛けにくい環境となっている。市場では、円相場が再び大きく下落した場合には追加対応の可能性も意識されており、ドル円の上昇局面では戻り売りが入りやすい。
NY時間に発表される米6月JOLTS求人件数は、労働市場の需給を確認する重要指標として注目される。求人件数が市場予想を上回れば、米労働市場の底堅さが改めて意識され、FRBの利下げを急がないとの見方から米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りが優勢となる可能性がある。一方、求人件数が予想を下回れば、労働市場の減速懸念が強まり、週末の米雇用統計への警戒感が一段と高まることで米金利が低下し、ドル円は上値の重い展開となりそうだ。
金融政策面では、FRBはインフレと雇用の両面を見極める姿勢を維持している一方、日銀は追加利上げの可能性を残しており、日米金利差の縮小期待は円を下支えする可能性はある。ただ、現時点では依然として日米金利差は大きく、ドルの下値も限定的とみられる。
もっとも、市場の最大の焦点は週末の米7月雇用統計に向けられている。そのため、本日のJOLTSが強弱どちらに振れても、一方向への大きな値動きは続きにくい。ドル円は米金利やJOLTSの結果に敏感に反応しつつも、円買い介入への警戒感が上値を抑え、方向感の出にくい展開が続きそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円、200日移動平均線158.01円近辺や日足一目均衡表・雲の上限158.86円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円、本日これまでの安値157.18円や節目の155.00円が下値めど。
(金)
市場では最近実施された日米協調による円買い介入の効果がなお意識されており、ドル円の上値では円買い警戒感が根強く残っている。政府・日銀が過度な円安を容認しない姿勢を改めて示したことに加え、米当局も円安是正に一定の理解を示しているとの見方から、投機的なドル買い・円売りは以前より仕掛けにくい環境となっている。市場では、円相場が再び大きく下落した場合には追加対応の可能性も意識されており、ドル円の上昇局面では戻り売りが入りやすい。
NY時間に発表される米6月JOLTS求人件数は、労働市場の需給を確認する重要指標として注目される。求人件数が市場予想を上回れば、米労働市場の底堅さが改めて意識され、FRBの利下げを急がないとの見方から米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りが優勢となる可能性がある。一方、求人件数が予想を下回れば、労働市場の減速懸念が強まり、週末の米雇用統計への警戒感が一段と高まることで米金利が低下し、ドル円は上値の重い展開となりそうだ。
金融政策面では、FRBはインフレと雇用の両面を見極める姿勢を維持している一方、日銀は追加利上げの可能性を残しており、日米金利差の縮小期待は円を下支えする可能性はある。ただ、現時点では依然として日米金利差は大きく、ドルの下値も限定的とみられる。
もっとも、市場の最大の焦点は週末の米7月雇用統計に向けられている。そのため、本日のJOLTSが強弱どちらに振れても、一方向への大きな値動きは続きにくい。ドル円は米金利やJOLTSの結果に敏感に反応しつつも、円買い介入への警戒感が上値を抑え、方向感の出にくい展開が続きそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円、200日移動平均線158.01円近辺や日足一目均衡表・雲の上限158.86円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円、本日これまでの安値157.18円や節目の155.00円が下値めど。
(金)