NY為替見通し=ドル円、ウォーシュFRB議長の講演を見極める展開か
本日のNY為替市場のドル円は、今夜23時から予定されているジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)でのウォーシュFRB議長の講演を見極める展開となる。
ウォーシュFRB議長は、以前「ジャクソンホール会合は近視眼的な議論に陥りがちだ」と述べ、一歩引いた大局的な視点から「大きな問い」を提起する考えを示唆していた。
本日の講演でも、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策に言及する可能性は低いものの、ベッセント米財務長官が打ち出した「米財務省版ツイスト」による米長期金利抑制策への言及には注目しておきたい。
ウォーシュFRB議長は、これまで米連邦準備理事会(FRB)による米国債購入、量的金融緩和政策(QE)には否定的な見解を示していた。
また、過去の経済指標(インフレ指標、雇用統計)よりも、現時点での債券市場や為替市場からのシグナルを重視する意向を示していたことで、大きな変改が発表される可能性にも警戒しておきたい。
ウォーシュFRB議長は、FOMC声明文を大幅に短縮し、フォワードガイダンスを廃止、ドット・プロット(金利予測分布図)の廃止も示唆し、情報発信(コミュニケーション)に関するタスクフォースを立ち上げたことで、市場からは「ゼロコミュニケーション」と批判されている。
また本日は、米労働統計局(BLS)が年次ベンチマーク改定を発表するが、2025年4月から2026年3月までの非農業部門雇用者数(+27.3万人)の+18.5万人の上方修正が予想されている。
リスクシナリオは、最近の年次ベンチマーク改定(2024年▲81.8万人、2025年▲91.1万人)のように下方修正された場合となる。
さらに、先週ベッセント米財務長官が、「財政健全化(Fiscal Consolidation)に焦点を当てたイニシアチブを今週中にも発表する」と述べていたことで、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、160.07円(90日移動平均線)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、158.79円(21日移動平均線)
(山下)
ウォーシュFRB議長は、以前「ジャクソンホール会合は近視眼的な議論に陥りがちだ」と述べ、一歩引いた大局的な視点から「大きな問い」を提起する考えを示唆していた。
本日の講演でも、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策に言及する可能性は低いものの、ベッセント米財務長官が打ち出した「米財務省版ツイスト」による米長期金利抑制策への言及には注目しておきたい。
ウォーシュFRB議長は、これまで米連邦準備理事会(FRB)による米国債購入、量的金融緩和政策(QE)には否定的な見解を示していた。
また、過去の経済指標(インフレ指標、雇用統計)よりも、現時点での債券市場や為替市場からのシグナルを重視する意向を示していたことで、大きな変改が発表される可能性にも警戒しておきたい。
ウォーシュFRB議長は、FOMC声明文を大幅に短縮し、フォワードガイダンスを廃止、ドット・プロット(金利予測分布図)の廃止も示唆し、情報発信(コミュニケーション)に関するタスクフォースを立ち上げたことで、市場からは「ゼロコミュニケーション」と批判されている。
また本日は、米労働統計局(BLS)が年次ベンチマーク改定を発表するが、2025年4月から2026年3月までの非農業部門雇用者数(+27.3万人)の+18.5万人の上方修正が予想されている。
リスクシナリオは、最近の年次ベンチマーク改定(2024年▲81.8万人、2025年▲91.1万人)のように下方修正された場合となる。
さらに、先週ベッセント米財務長官が、「財政健全化(Fiscal Consolidation)に焦点を当てたイニシアチブを今週中にも発表する」と述べていたことで、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、160.07円(90日移動平均線)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、158.79円(21日移動平均線)
(山下)