欧州マーケットダイジェスト・28日 独株最高値・金利上昇・ドル高
(28日終値:29日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.18円(28日15時時点比△0.66円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.50円(▲0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1580ドル(▲0.0064ドル)
FTSE100種総合株価指数:10824.26(前営業日比△31.72)
ドイツ株式指数(DAX):26569.99(△202.75)
10年物英国債利回り:5.063%(△0.033%)
10年物独国債利回り:3.279%(△0.026%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月独輸入物価指数
(前月比) 0.2% ▲0.7%
(前年比) 6.8% 6.1%
4-6月期仏国内総生産(GDP)改定値
(前期比) 0.0% 0.2%
7月仏消費支出
(前月比) 0.5% 0.6%・改
8月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.7% 0.6%
(前年比) 2.4% 2.1%
8月スイスKOF景気先行指数
106.7 104.2・改
8月独雇用統計
失業率 6.4% 6.4%
失業者数変化 0.40万人 0.60万人
8月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲15.5 ▲15.5
8月ユーロ圏経済信頼感指数
98.4 97.1
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演を控える中、しばらくはじり高の展開が続き、19時過ぎには一時159.70円まで値を上げた。なお、財務省は政府・日銀が外国為替市場で7月30日から8月26日までに計15兆3993億円の為替介入を実施したと発表。月次公表ベースでは過去最大の円買い・ドル売り介入となった。
NYの取引時間帯に入ると、上値を試す展開となった。ウォーシュFRB議長はこの日、ジャクソンホール会議での講演で「インフレ指標はトレンドが有意に改善したことを示唆していない」「インフレ率が速やかに2%へ向かわないなら、なすべきことがある」「広範な金融環境を引き締め的だと表現するのは難しい」などと述べ、利上げなど金融引き締めに含みを持たせた。いったんは159.41円付近まで下押ししたものの、そのあとは米長期金利の上昇に伴って全般ドル買いが活発化した。2時前には一時160.20円と7月31日以来の高値を付けた。
米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.64%台まで低下したものの、2時30分過ぎには4.7280%前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは一転下落。23時頃に一時1.1658ドルと日通し高値を付けたものの、すぐに失速。ウォーシュFRB議長が高止まりするインフレに対して懸念を表明したことで、米利上げ観測が高まり全般ドル買いが優勢となった。3時前には一時1.1578ドルと19日以来の安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.73まで上昇した。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、9月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを予想する確率は前日の35.4%から57.5%に上昇した一方、据え置きを予想する確率は64.6%から42.5%に低下した。
・ユーロ円は上値が重かった。21時前に一時185.99円と本日高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出た。23時30分前には一時185.44円と本日安値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。前日の米株高を引き継ぎ、英株にも買いの流れが波及した。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。半面、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られ、相場の重しとなった。
・フランクフルト株式相場は4日続伸し、史上最高値を更新した。前日の米国株相場の上昇を受けて独株にも買いが入った。BMW(4.50%高)やフォルクスワーゲン(3.23%高)、メルセデス・ベンツグループ(2.96%高)など自動車株の上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落した。米債安につれた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=160.18円(28日15時時点比△0.66円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.50円(▲0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1580ドル(▲0.0064ドル)
FTSE100種総合株価指数:10824.26(前営業日比△31.72)
ドイツ株式指数(DAX):26569.99(△202.75)
10年物英国債利回り:5.063%(△0.033%)
10年物独国債利回り:3.279%(△0.026%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月独輸入物価指数
(前月比) 0.2% ▲0.7%
(前年比) 6.8% 6.1%
4-6月期仏国内総生産(GDP)改定値
(前期比) 0.0% 0.2%
7月仏消費支出
(前月比) 0.5% 0.6%・改
8月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.7% 0.6%
(前年比) 2.4% 2.1%
8月スイスKOF景気先行指数
106.7 104.2・改
8月独雇用統計
失業率 6.4% 6.4%
失業者数変化 0.40万人 0.60万人
8月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲15.5 ▲15.5
8月ユーロ圏経済信頼感指数
98.4 97.1
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演を控える中、しばらくはじり高の展開が続き、19時過ぎには一時159.70円まで値を上げた。なお、財務省は政府・日銀が外国為替市場で7月30日から8月26日までに計15兆3993億円の為替介入を実施したと発表。月次公表ベースでは過去最大の円買い・ドル売り介入となった。
NYの取引時間帯に入ると、上値を試す展開となった。ウォーシュFRB議長はこの日、ジャクソンホール会議での講演で「インフレ指標はトレンドが有意に改善したことを示唆していない」「インフレ率が速やかに2%へ向かわないなら、なすべきことがある」「広範な金融環境を引き締め的だと表現するのは難しい」などと述べ、利上げなど金融引き締めに含みを持たせた。いったんは159.41円付近まで下押ししたものの、そのあとは米長期金利の上昇に伴って全般ドル買いが活発化した。2時前には一時160.20円と7月31日以来の高値を付けた。
米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.64%台まで低下したものの、2時30分過ぎには4.7280%前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは一転下落。23時頃に一時1.1658ドルと日通し高値を付けたものの、すぐに失速。ウォーシュFRB議長が高止まりするインフレに対して懸念を表明したことで、米利上げ観測が高まり全般ドル買いが優勢となった。3時前には一時1.1578ドルと19日以来の安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.73まで上昇した。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、9月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを予想する確率は前日の35.4%から57.5%に上昇した一方、据え置きを予想する確率は64.6%から42.5%に低下した。
・ユーロ円は上値が重かった。21時前に一時185.99円と本日高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出た。23時30分前には一時185.44円と本日安値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。前日の米株高を引き継ぎ、英株にも買いの流れが波及した。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。半面、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られ、相場の重しとなった。
・フランクフルト株式相場は4日続伸し、史上最高値を更新した。前日の米国株相場の上昇を受けて独株にも買いが入った。BMW(4.50%高)やフォルクスワーゲン(3.23%高)、メルセデス・ベンツグループ(2.96%高)など自動車株の上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落した。米債安につれた。
(中村)