NY為替見通し=ドル円、日米金融政策への思惑から下値を探る展開
本日のNY為替市場でドル円は、FRBと日銀の利上げ幅を巡る思惑から下値を探る展開が見込まれる。米10年債利回りの動向や3年債入札の結果も見極めたい。
注目ポイントは、先日ベッセント米財務長官が言及していた「財政健全化策」の発表である。内容次第では米国債売りに拍車がかかり、最悪の場合は米国債の格下げにも警戒が必要となる。また、先週末に発表された米国8月雇用統計を受け、フェドウオッチでは来週15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利上げ確率が60%程度となっている。
ところで、中東情勢の不透明感から原油価格も堅調に推移している。通常ならドル買い材料となるところだが、足もとではドル売り・円買いが優勢で、その背景には以下の要因がある。
17-18日の日銀金融政策決定会合での0.25%利上げはほぼ織り込まれているが、0.50%利上げの可能性や、来春に向けたターミナルレート(政策金利の最終到達水準)1.75%(0.25%×3回)への引き上げを巡る思惑も浮上している。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)やノルウェー政府年金基金(NBIM)による米国債売却・日本国債購入の動きが意識されている。このため、本邦機関投資家にも同様の日本国債へのポートフォリオ・リバランスが広がるとの見方や、レパトリエーション(海外投資資金の本国への還流)への思惑も出ている。
ドル円の注目ポイントは、1月23日の日米協調のレートチェックの後の安値152.10円(1/27)が挙げられる。なおテクニカル分析での下値目処は、N計算値(163.99円~155.23円~160.39円)から算出される151.63円となる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処は、155.30円(9/3・4安値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処は、152.10円(1/27安値:年初来安値)
(山下)
注目ポイントは、先日ベッセント米財務長官が言及していた「財政健全化策」の発表である。内容次第では米国債売りに拍車がかかり、最悪の場合は米国債の格下げにも警戒が必要となる。また、先週末に発表された米国8月雇用統計を受け、フェドウオッチでは来週15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利上げ確率が60%程度となっている。
ところで、中東情勢の不透明感から原油価格も堅調に推移している。通常ならドル買い材料となるところだが、足もとではドル売り・円買いが優勢で、その背景には以下の要因がある。
17-18日の日銀金融政策決定会合での0.25%利上げはほぼ織り込まれているが、0.50%利上げの可能性や、来春に向けたターミナルレート(政策金利の最終到達水準)1.75%(0.25%×3回)への引き上げを巡る思惑も浮上している。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)やノルウェー政府年金基金(NBIM)による米国債売却・日本国債購入の動きが意識されている。このため、本邦機関投資家にも同様の日本国債へのポートフォリオ・リバランスが広がるとの見方や、レパトリエーション(海外投資資金の本国への還流)への思惑も出ている。
ドル円の注目ポイントは、1月23日の日米協調のレートチェックの後の安値152.10円(1/27)が挙げられる。なおテクニカル分析での下値目処は、N計算値(163.99円~155.23円~160.39円)から算出される151.63円となる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処は、155.30円(9/3・4安値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処は、152.10円(1/27安値:年初来安値)
(山下)
