ニューヨーク外国為替市場概況・9日 ドル円、5日続落
9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は5日続落。終値は153.56円と前営業日NY終値(153.98円)と比べて42銭程度のドル安水準だった。米長期金利の上昇を手掛かりに買いが強まる場面もあったが、アジア時間にベッセント米財務長官から強い円安けん制発言が伝わったこともあり、積極的に上値を試す展開とはならなかった。
米財務省は24時過ぎ、10日に長期の米国債を最大60億ドル買い戻すと発表。市場では「8月に発表されていた40億ドル以上という水準が最大でも60億ドルにとどまったことは期待外れ」「100億ドル近い規模を見込んでいた向きも多かった」などの指摘も聞かれ、米国債売りで反応した。米10年債利回りは2023年11月以来の4.85%台まで上昇し、ドル円も153.80円付近まで値を上げた。ただ、アジア時間につけたこの日の高値154.01円を試す展開とはならず、海外時間は総じて153円台半ばを挟んだ水準でのもみ合いとなった。
ユーロドルは小幅上昇。終値は1.1633ドルと前営業日NY終値(1.1624ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。明日の欧州中央銀行(ECB)理事会で6月以来の追加利上げが見込まれるなか、欧州の長期金利上昇を手掛かりにしたユーロ買いが先行し、21時過ぎには一時1.1654ドルまで値を上げた。もっとも、その後は米金利の上昇を受けた売りに押されて1.1620ドルの安値をつけるなど、1.16ドル台前半で神経質な上下を繰り返した。
ユーロ円は5日続落。終値は178.65円と前営業日NY終値(178.99円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの取引が中心となったため、NY時間は178円台半ばを挟んだ水準で方向感を欠いた。
本日の参考レンジ
ドル円:152.95円 - 154.01円
ユーロドル:1.1620ドル - 1.1654ドル
ユーロ円:178.08円 - 179.13円
(岩間)
米財務省は24時過ぎ、10日に長期の米国債を最大60億ドル買い戻すと発表。市場では「8月に発表されていた40億ドル以上という水準が最大でも60億ドルにとどまったことは期待外れ」「100億ドル近い規模を見込んでいた向きも多かった」などの指摘も聞かれ、米国債売りで反応した。米10年債利回りは2023年11月以来の4.85%台まで上昇し、ドル円も153.80円付近まで値を上げた。ただ、アジア時間につけたこの日の高値154.01円を試す展開とはならず、海外時間は総じて153円台半ばを挟んだ水準でのもみ合いとなった。
ユーロドルは小幅上昇。終値は1.1633ドルと前営業日NY終値(1.1624ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。明日の欧州中央銀行(ECB)理事会で6月以来の追加利上げが見込まれるなか、欧州の長期金利上昇を手掛かりにしたユーロ買いが先行し、21時過ぎには一時1.1654ドルまで値を上げた。もっとも、その後は米金利の上昇を受けた売りに押されて1.1620ドルの安値をつけるなど、1.16ドル台前半で神経質な上下を繰り返した。
ユーロ円は5日続落。終値は178.65円と前営業日NY終値(178.99円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの取引が中心となったため、NY時間は178円台半ばを挟んだ水準で方向感を欠いた。
本日の参考レンジ
ドル円:152.95円 - 154.01円
ユーロドル:1.1620ドル - 1.1654ドル
ユーロ円:178.08円 - 179.13円
(岩間)
