欧州マーケットダイジェスト・10日 株安・金利上昇・円安
(10日終値:11日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.25円(10日15時時点比△0.65円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.23円(△0.45円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1619ドル(▲0.0021ドル)
FTSE100種総合株価指数:10608.92(前営業日比▲61.14)
ドイツ株式指数(DAX):25361.15(▲215.30)
10年物英国債利回り:5.374%(△0.113%)
10年物独国債利回り:3.501%(△0.057%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
8月独消費者物価指数(CPI)改定値
前月比 0.2% 0.2%
前年同月比 2.9% 2.9%
8月ノルウェー消費者物価指数(CPI)
前月比 ▲0.3% 1.0%
前年同月比 3.3% 3.0%
欧州中央銀行(ECB)定例理事会 終了後政策金利発表
2.65%に引き上げ 2.40%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは下げ渋り。しばらくは1.1630ドル台でのもみ合いとなっていたが、原油や天然ガス価格が上昇幅を広げたことで欧州景気に悪影響を及ぼすとの懸念からユーロ売り・ドル買いが強まった。8月米卸売物価指数(PPI)が前年比で市場予想を上回ると、米長期金利の上昇とともにドル買いが進み、一時1.1592ドルまで下押し。ただ、その後は欧州中央銀行(ECB)の金利先高観を背景に1.1630ドル台まで下げ渋る場面も見られた。
ECBはこの日、政策金利を市場予想通り0.25%引き上げた。声明では2027年と28年のインフレ見通しが上方修正されたほか、ラガルドECB総裁の会見内容も総じてタカ派的だったと受け止められ、ECB当局者筋の話として「10月の追加利上げもあり得ると見込んでいる」とも伝わった。独10年債利回りは2009年8月以来となる3.508%まで上昇し、独長期金利の上昇がユーロの下値を支える格好となった。
・ドル円は底堅い。米長期金利の上昇を手掛かりにした買いが徐々に強まった。米PPIの発表後には一時154.67円まで本日高値を更新。その後はいったん153.85円付近まで調整売りに押される場面もあったが、米10年債利回りが2023年10月以来の高水準となる4.93%台まで上昇するなか、再び154.30円台まで買い戻された。
・ユーロ円も底堅い。総じてドル円につれた動きとなった。21時30分過ぎに179.48円まで本日高値を更新すると、178.70円台への調整を経て再び高値圏まで切り返した。
・ロンドン株式相場は4日続落。原油価格の上昇が続いており、この日も相場の重しになった。シェルやBPなどのエネルギー株は連日で上昇しているが、グレンコアやリオ・ティントなど素材株の下げが目立ち、相場を押し下げた。
・フランクフルト株式相場は続落。しばらくは前日終値付近でのもみ合いとなっていたが、米国株の下げにつれて弱含んだ。個別ではホッホティーフ(6.06%安)やヴォノヴィア(3.03%安)、シーメンス・エナジー(2.98%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。独債はECBの金融政策公表後に売りが強まった。
(岩間)
ドル・円相場:1ドル=154.25円(10日15時時点比△0.65円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.23円(△0.45円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1619ドル(▲0.0021ドル)
FTSE100種総合株価指数:10608.92(前営業日比▲61.14)
ドイツ株式指数(DAX):25361.15(▲215.30)
10年物英国債利回り:5.374%(△0.113%)
10年物独国債利回り:3.501%(△0.057%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
8月独消費者物価指数(CPI)改定値
前月比 0.2% 0.2%
前年同月比 2.9% 2.9%
8月ノルウェー消費者物価指数(CPI)
前月比 ▲0.3% 1.0%
前年同月比 3.3% 3.0%
欧州中央銀行(ECB)定例理事会 終了後政策金利発表
2.65%に引き上げ 2.40%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは下げ渋り。しばらくは1.1630ドル台でのもみ合いとなっていたが、原油や天然ガス価格が上昇幅を広げたことで欧州景気に悪影響を及ぼすとの懸念からユーロ売り・ドル買いが強まった。8月米卸売物価指数(PPI)が前年比で市場予想を上回ると、米長期金利の上昇とともにドル買いが進み、一時1.1592ドルまで下押し。ただ、その後は欧州中央銀行(ECB)の金利先高観を背景に1.1630ドル台まで下げ渋る場面も見られた。
ECBはこの日、政策金利を市場予想通り0.25%引き上げた。声明では2027年と28年のインフレ見通しが上方修正されたほか、ラガルドECB総裁の会見内容も総じてタカ派的だったと受け止められ、ECB当局者筋の話として「10月の追加利上げもあり得ると見込んでいる」とも伝わった。独10年債利回りは2009年8月以来となる3.508%まで上昇し、独長期金利の上昇がユーロの下値を支える格好となった。
・ドル円は底堅い。米長期金利の上昇を手掛かりにした買いが徐々に強まった。米PPIの発表後には一時154.67円まで本日高値を更新。その後はいったん153.85円付近まで調整売りに押される場面もあったが、米10年債利回りが2023年10月以来の高水準となる4.93%台まで上昇するなか、再び154.30円台まで買い戻された。
・ユーロ円も底堅い。総じてドル円につれた動きとなった。21時30分過ぎに179.48円まで本日高値を更新すると、178.70円台への調整を経て再び高値圏まで切り返した。
・ロンドン株式相場は4日続落。原油価格の上昇が続いており、この日も相場の重しになった。シェルやBPなどのエネルギー株は連日で上昇しているが、グレンコアやリオ・ティントなど素材株の下げが目立ち、相場を押し下げた。
・フランクフルト株式相場は続落。しばらくは前日終値付近でのもみ合いとなっていたが、米国株の下げにつれて弱含んだ。個別ではホッホティーフ(6.06%安)やヴォノヴィア(3.03%安)、シーメンス・エナジー(2.98%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。独債はECBの金融政策公表後に売りが強まった。
(岩間)
