欧州マーケットダイジェスト・3日 株高・金利低下・円高
(3日終値:4日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=155.46円(3日15時時点比▲1.91円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.85円(▲1.69円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1633ドル(△0.0034ドル)
FTSE100種総合株価指数:10831.52(前営業日比△75.07)
ドイツ株式指数(DAX):26003.32(△163.99)
10年物英国債利回り:5.134%(▲0.096%)
10年物独国債利回り:3.343%(▲0.033%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月スイス消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.4% ▲0.1%
4-6月期スイス国内総生産(GDP)
(前期比) 1.9% 0.6%・改
(前年比) 2.8% 0.5%
8月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
48.0 48.4
8月独サービス部門PMI改定値
49.7 48.5
8月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
51.6 51.7
8月英サービス部門PMI改定値
52.5 52.8
7月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
(前月比) 1.6% ▲0.3%
(前年比) 5.8% 4.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は大幅安。日銀の利上げ加速観測に加え、ベッセント米財務長官の発言をきっかけに円安是正への思惑が広がる中、円が買われやすい地合いが続いた。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が8月21日に運用委員会を開催したことが明らかになったことで、市場では「夏季休暇シーズンの8月は会合を開催しないのが通例で、今回は極めて異例。基本ポートフォリオ見直し観測が強まっている」との声も聞かれた。
NYの取引時間帯に入ると、ドル安の様相も強まった。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」と発言したことを受け、米早期利上げ観測が後退。米長期金利の低下とともに全般ドル売りが優勢となった。ドル円は2時前に一時155.30円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を付けた。
・ユーロドルは強含み。しばらくは1.16ドル台前半でのもみ合いが続いていたが、NY市場に入ると底堅く推移した。ウォラーFRB理事の発言を受けて、FRBが早期に利上げするとの観測が後退するとドル売りが進んだ。2時前には一時1.1641ドルと日通し高値を更新した。
なお、23時発表の8月米ISM非製造業景況指数が55.4と予想の54.1を上回り、半年ぶりに高い水準を記録したことが分かると1.1613ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、反応は限定的だった。
・ユーロ円は軟調。日銀の利上げペースが速まるのではないかとの観測を背景に円買いが進んだほか、市場では「GPIFが日本国内の資産への投資を増やすのではないかとの思惑も浮上し、円買いを誘っている」との声が聞かれた。24時過ぎに一時180.53円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。米早期利上げ観測の後退を背景に米国株相場が大幅に上昇すると、英株にも買いが波及した。ボーダフォン・グループやインフォーマなどコミュニケーション・サービスセクターが買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。FRBの早期利上げ観測が後退し、米国株相場が大幅に上昇すると独株にも買いが波及した。足もとで相場下落が続いたあとだけに、押し目買いなども入った。個別ではフォルクスワーゲン(3.61%高)やホッホティーフ(3.58%高)、ボノビア(2.62%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=155.46円(3日15時時点比▲1.91円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.85円(▲1.69円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1633ドル(△0.0034ドル)
FTSE100種総合株価指数:10831.52(前営業日比△75.07)
ドイツ株式指数(DAX):26003.32(△163.99)
10年物英国債利回り:5.134%(▲0.096%)
10年物独国債利回り:3.343%(▲0.033%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月スイス消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.4% ▲0.1%
4-6月期スイス国内総生産(GDP)
(前期比) 1.9% 0.6%・改
(前年比) 2.8% 0.5%
8月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
48.0 48.4
8月独サービス部門PMI改定値
49.7 48.5
8月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
51.6 51.7
8月英サービス部門PMI改定値
52.5 52.8
7月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
(前月比) 1.6% ▲0.3%
(前年比) 5.8% 4.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は大幅安。日銀の利上げ加速観測に加え、ベッセント米財務長官の発言をきっかけに円安是正への思惑が広がる中、円が買われやすい地合いが続いた。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が8月21日に運用委員会を開催したことが明らかになったことで、市場では「夏季休暇シーズンの8月は会合を開催しないのが通例で、今回は極めて異例。基本ポートフォリオ見直し観測が強まっている」との声も聞かれた。
NYの取引時間帯に入ると、ドル安の様相も強まった。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」と発言したことを受け、米早期利上げ観測が後退。米長期金利の低下とともに全般ドル売りが優勢となった。ドル円は2時前に一時155.30円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を付けた。
・ユーロドルは強含み。しばらくは1.16ドル台前半でのもみ合いが続いていたが、NY市場に入ると底堅く推移した。ウォラーFRB理事の発言を受けて、FRBが早期に利上げするとの観測が後退するとドル売りが進んだ。2時前には一時1.1641ドルと日通し高値を更新した。
なお、23時発表の8月米ISM非製造業景況指数が55.4と予想の54.1を上回り、半年ぶりに高い水準を記録したことが分かると1.1613ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、反応は限定的だった。
・ユーロ円は軟調。日銀の利上げペースが速まるのではないかとの観測を背景に円買いが進んだほか、市場では「GPIFが日本国内の資産への投資を増やすのではないかとの思惑も浮上し、円買いを誘っている」との声が聞かれた。24時過ぎに一時180.53円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。米早期利上げ観測の後退を背景に米国株相場が大幅に上昇すると、英株にも買いが波及した。ボーダフォン・グループやインフォーマなどコミュニケーション・サービスセクターが買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。FRBの早期利上げ観測が後退し、米国株相場が大幅に上昇すると独株にも買いが波及した。足もとで相場下落が続いたあとだけに、押し目買いなども入った。個別ではフォルクスワーゲン(3.61%高)やホッホティーフ(3.58%高)、ボノビア(2.62%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
(中村)