欧州マーケットダイジェスト・1日 原油高・金利高・株安・ドル高
(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.24円(1日15時時点比△0.36円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.68円(△0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1587ドル(▲0.0021ドル)
FTSE100種総合株価指数:10789.28(前営業日比▲34.98)
ドイツ株式指数(DAX):25970.11(▲288.00)
10年物英国債利回り:5.220%(△0.157%)
10年物独国債利回り:3.344%(△0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月独小売売上高
(前月比) ▲3.4% 0.0%・改
(前年比) ▲2.5% 0.6%・改
8月英ネーションワイド住宅価格
(前月比) 0.2% ▲0.1%・改
8月仏製造業PMI改定値
51.1 51.5
8月独製造業PMI改定値
54.3 54.1
8月ユーロ圏製造業PMI改定値
52.7 52.8
8月英製造業PMI改定値
51.7 51.5
7月英消費者信用残高
20億ポンド 19億ポンド・改
7月英マネーサプライM4
(前月比) ▲0.3% 0.9%
(前年比) 4.5% 5.0%
8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比) 3.3% 2.9%
8月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比) 2.4% 2.5%
7月ユーロ圏失業率
6.4% 6.4%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。米国とイランによる攻撃の応酬が再開し、原油先物相場が高騰する中、「有事のドル買い」が意識された。インフレへの警戒から米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.7961%前後と昨年1月以来の高水準を付けたことも相場の支援材料となり、21時30分過ぎに一時160.21円まで値を上げた。
その後発表の8月米ISM製造業景況指数や7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回り、米10年債利回りが4.75%台まで上昇幅を縮めると159.90円付近まで売られたものの、下押しは限定的だった。米利上げ観測を背景に押し目買い意欲は旺盛ですぐに160円台を回復。「米空軍はホルムズ海峡周辺のイラン標的を攻撃中」との報道が伝わると、原油高・株安・ドル高の様相が再び強まり、3時前に一時160.25円と日通し高値を更新した。
なお、トランプ米大統領は自身のSNS上で「米国はホルムズ海峡付近のイランの標的を攻撃している」と明らかにしたほか、「イランがこれに報復すれば、さらに激しく、より高いレベルで攻撃する」と警告した。
・ユーロドルは頭が重かった。米国とイランの軍事衝突が再び生じ、中東地域での攻撃の応酬が激化しかねないとの警戒が広がるとユーロ売り・ドル買いが優勢となった。NYの取引時間帯に入り、予想を下回る米経済指標が相次ぐと1.1608ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。米軍がイスラム革命防衛隊(IRGC)の標的への攻撃を開始したことが伝わると、「有事のドル買い」が優勢となり一時1.1585ドルと日通し安値を付けた。
・ユーロ円は185円台半ばでの狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・ロンドン株式相場は反落。中東情勢を巡る緊張の高まりが投資家心理の悪化につながり、売りが先行した。世界的に金利が上昇していることも相場の重しとなった。ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が売られたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が値下がりした。半面、BPやシェルなどエネルギー株は買われた。
・フランクフルト株式相場は続落。原油先物相場の上昇に加えて、世界的な金利の上昇が投資家心理を冷やした。個別ではSAP(3.48%安)やラインメタル(2.79%安)、シーメンス(2.71%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=160.24円(1日15時時点比△0.36円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.68円(△0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1587ドル(▲0.0021ドル)
FTSE100種総合株価指数:10789.28(前営業日比▲34.98)
ドイツ株式指数(DAX):25970.11(▲288.00)
10年物英国債利回り:5.220%(△0.157%)
10年物独国債利回り:3.344%(△0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月独小売売上高
(前月比) ▲3.4% 0.0%・改
(前年比) ▲2.5% 0.6%・改
8月英ネーションワイド住宅価格
(前月比) 0.2% ▲0.1%・改
8月仏製造業PMI改定値
51.1 51.5
8月独製造業PMI改定値
54.3 54.1
8月ユーロ圏製造業PMI改定値
52.7 52.8
8月英製造業PMI改定値
51.7 51.5
7月英消費者信用残高
20億ポンド 19億ポンド・改
7月英マネーサプライM4
(前月比) ▲0.3% 0.9%
(前年比) 4.5% 5.0%
8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比) 3.3% 2.9%
8月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比) 2.4% 2.5%
7月ユーロ圏失業率
6.4% 6.4%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。米国とイランによる攻撃の応酬が再開し、原油先物相場が高騰する中、「有事のドル買い」が意識された。インフレへの警戒から米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.7961%前後と昨年1月以来の高水準を付けたことも相場の支援材料となり、21時30分過ぎに一時160.21円まで値を上げた。
その後発表の8月米ISM製造業景況指数や7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回り、米10年債利回りが4.75%台まで上昇幅を縮めると159.90円付近まで売られたものの、下押しは限定的だった。米利上げ観測を背景に押し目買い意欲は旺盛ですぐに160円台を回復。「米空軍はホルムズ海峡周辺のイラン標的を攻撃中」との報道が伝わると、原油高・株安・ドル高の様相が再び強まり、3時前に一時160.25円と日通し高値を更新した。
なお、トランプ米大統領は自身のSNS上で「米国はホルムズ海峡付近のイランの標的を攻撃している」と明らかにしたほか、「イランがこれに報復すれば、さらに激しく、より高いレベルで攻撃する」と警告した。
・ユーロドルは頭が重かった。米国とイランの軍事衝突が再び生じ、中東地域での攻撃の応酬が激化しかねないとの警戒が広がるとユーロ売り・ドル買いが優勢となった。NYの取引時間帯に入り、予想を下回る米経済指標が相次ぐと1.1608ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。米軍がイスラム革命防衛隊(IRGC)の標的への攻撃を開始したことが伝わると、「有事のドル買い」が優勢となり一時1.1585ドルと日通し安値を付けた。
・ユーロ円は185円台半ばでの狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・ロンドン株式相場は反落。中東情勢を巡る緊張の高まりが投資家心理の悪化につながり、売りが先行した。世界的に金利が上昇していることも相場の重しとなった。ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が売られたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が値下がりした。半面、BPやシェルなどエネルギー株は買われた。
・フランクフルト株式相場は続落。原油先物相場の上昇に加えて、世界的な金利の上昇が投資家心理を冷やした。個別ではSAP(3.48%安)やラインメタル(2.79%安)、シーメンス(2.71%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。
(中村)