欧州マーケットダイジェスト・31日 株安・金利上昇・ドル安

(31日終値:1日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.69円(28日15時時点比▲0.14円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.48円(△0.23円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1615ドル(△0.0025ドル)
FTSE100種総合株価指数:休場
ドイツ株式指数(DAX):26258.11(前営業日比▲311.88)
10年物英国債利回り:休場
10年物独国債利回り:3.324%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
8月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比)    0.2%      0.8%
(前年比)    2.9%      2.8%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。欧州市場では1.1600ドルを挟んだ狭いレンジ取引が続いていたが、NY勢の本格参入後は強含んだ。市場では「月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された」との声が聞かれ、一時1.1621ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.39まで低下した。
 なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.7660%前後と昨年1月以来の高水準を付けたものの、相場の反応は限られた。

・ドル円は弱含み。欧州勢参入後に円高・ドル安が進むと一時159.48円と日通し安値を付けたものの、前週末の安値159.30円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。22時過ぎには159.90円付近まで下げ渋った。
 ただ、NY勢本格参入後は対ユーロ中心にドル売りが強まった影響を受けて一時159.61円付近まで下押しした。ベッセント米財務長官が「日本政府と日銀は、円高につながるような行動を見せるだろう」と述べたことも相場の重し。

・ユーロ円は持ち直した。日本時間夕刻に一時184.92円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、185.62円付近まで値を上げた。ただ、週明け早朝のオセアニア市場で付けた日通し高値185.64円には届かなかった。

・ロンドン株式相場はサマー・バンク・ホリデーのため休場となった。

・フランクフルト株式相場は5日ぶりに反落。米軍が30日にイランを攻撃し、中東情勢を巡る緊張が高まると原油先物相場が上昇。投資家心理の悪化につながり、株売りが出た。前週末までに4日続伸し史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りも出やすかった。個別ではシーメンス・エナジー(5.02%安)やラインメタル(3.79%安)、ハイデルベルク・マテリアルズ(3.12%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落した。米債安につれた。

(中村)
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