NY為替見通し=ドル円、9月消費者信頼感指数に要確認 FRB高官らの発言にも注目

 本日のNY為替市場のドル円は、9月の消費者信頼感指数を手掛かりに、年内の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを巡る市場の見方を探る展開が予想される。また、米国とイランによる交渉の行方や関連ヘッドラインにも引き続き警戒したい。

 CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、年内の利上げ確率は10月(4.00-4.25%)が約70%、12月(4.25-4.50%)が58%程度だ。米長期金利の上昇も重なり、ドルの支援材料となっている。

 本日は9月の消費者信頼感指数で、インフレ見通しや雇用情勢がどのように変化したかを確認したい。9月の予想は89.1と8月から僅かに低下が見込み。8月は労働市場やインフレに対する見方が悪化し、指数は1月以来の低水準となった。

 なお、労働市場格差指数は7月の5年ぶりの低水準となる2.7から7.5へ上昇し、向こう12カ月のインフレ期待も7月の5.6%から5.8%へ上昇していた。8月は景気への見方が悪化したほか、中東情勢の悪化によるガソリン価格上昇への警戒感も強まっていた。9月もこうした傾向が続いているのかがポイントとなる。

 さらに、本日は複数の米連邦準備理事会(FRB)高官の発言機会がある。年内の追加利上げについて、どのような見解を示すかにも注意したい。講演は、ボウマンFRB副議長、バーFRB理事、グールズビー米シカゴ連銀総裁、ムサレム米セントルイス連銀総裁、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ウォラーFRB理事が予定されている。

 一方でドル円の上値は、日米両政府がドル高・円安を抑制する姿勢を示していることで限定される可能性がある。ドル円が200日移動平均線の158.47円付近に向けて上昇する局面では、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入への警戒感も高まりそうだ。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処は158.47円(200日移動平均線)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処は156.51円(9/28安値)


(山下)
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