東京マーケットダイジェスト・30日 円神経質・株大幅安

ドル円:1ドル=157.61円(前営業日NY終値比▲0.10円)
ユーロ円:1ユーロ=176.30円(横ばい)
ユーロドル:1ユーロ=1.1185ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:63290.11円(前営業日比▲1369.36円)
東証株価指数(TOPIX):3965.07(▲38.21)
債券先物12月物:126.74円(△0.50円)
新発10年物国債利回り:2.770%(▲0.065%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は神経質な値動き。日経平均株価が大幅安となったことで、投資家のリスク回避姿勢が高まった。時間外の米10年債利回りが低下したことも相場の重しとなり、10時過ぎには157.19円まで下押し。日銀の金融政策公表後は上下に振らされて157.12円まで下値を広げる場面も見られたが、売りが一巡すると米長期金利の低下一服などを手掛かりに157.70円台まで買い戻された。
 なお、日銀は金融政策決定会合で政策金利を予想通り1.25%で据え置いた。消費者物価については「基調的な上昇率は2%の『物価安定の目標』と概ね整合的な水準となっており、先行きも同程度で推移すると考えられる」として、物価目標に到達したとの判断が初めて示された。

・ユーロ円も神経質な値動き。朝方に176.59円の高値をつけた後は日本株安が相場の重しとなり、次第に上値が重くなった。もっとも、一方的に下落する展開にもなっておらず、ドル円と同様に176円台前半を中心とするレンジ内を神経質に上下した。

・ユーロドルは伸び悩み。米金利の低下を背景にしたドル売りの流れに沿って、一時1.1215ドルまで値を上げた。ただ、その後は1.1180ドル台まで押し戻されており、1.12ドル台の定着には至らなかった。

・日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反落。前日の米国市場でハイテク株が下落し、この日の東京市場でも人工知能(AI)や半導体関連銘柄を中心に売りが出た。市場全般でAI投資を巡る不透明感が改めて意識されるなか、指数は一時1900円超の大幅安に。売り一巡後も戻りは限られた。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだほか、この日の日本株が大幅安となったことで安全資産としての需要も高まった。

(岩間)
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