東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 13日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では142.45円とニューヨーク市場の終値(142.84円)と比べて39銭程度のドル安水準だった。日経平均株価の上昇が相場を下支えする場面もあったが、次第に米金利の低下を手掛かりにした売りが優勢となった。時間外の米10年債利回りが3.33%台まで低下するなか、一時142.42円まで値を下げた。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.0135ドルとニューヨーク市場の終値(1.0122ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下を受けて1.0146ドルまで上昇。もっとも、積極的に上値を試す展開とはならなかった。

 ユーロ円は10時時点では144.37円とニューヨーク市場の終値(144.59円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの上昇につれて一時144.76円まで買いが入ったが、その後は144.30円台まで押し戻された。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.42円 - 142.86円
ユーロドル:1.0118ドル - 1.0146ドル
ユーロ円:144.29円 - 144.76円

(岩間)
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