東京外国為替市場概況・12時 ドル円、方向感でず

 13日の東京外国為替市場でドル円は方向感がでなかった。12時時点では142.57円とニューヨーク市場の終値(142.84円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。フローが持ち込まれた方向に動き、一巡後は水準を戻すという展開。10時台に142.70円台まで反発後は、142.32円まで売り押された。その後は142円半ばで上下している。時間外の米10年債利回りも3.33%台で動きが鈍い。

 ユーロドルは伸び悩み。12時時点では1.0131ドルとニューヨーク市場の終値(1.0122ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。材料難のなか、9時過ぎにつけた1.0146ドルを本日ここまでの高値に持ち高調整を中心とした値動き。一時1.0124ドル付近まで下押しした。
 豪ドル/ドルも一時0.6863ドル付近まで弱含んだ。買い先行も0.6899ドルまでと、昨日高値0.69ドルに僅かに届かず失速した。

 ユーロ円は12時時点では144.44円とニューヨーク市場の終値(144.59円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下値を広げたタイミングで144.23円までつれ安となった。ただ、昨日NY時間の下押し水準144.14円が目先のサポートとして意識され、その後は144.40円台まで買い戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.32円 - 142.86円
ユーロドル:1.0118ドル - 1.0146ドル
ユーロ円:144.23円 - 144.76円


(小針)
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