欧州マーケットダイジェスト・6日 株高安まちまち・ドル下げ渋り

(6日終値:7日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=162.17円(6日15時時点比△0.09円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.46円(△0.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1436ドル(△0.0013ドル)
FTSE100種総合株価指数:10651.77(前営業日比▲27.26)
ドイツ株式指数(DAX):25817.89(△38.58)
10年物英国債利回り:4.793%(△0.011%)
10年物独国債利回り:2.948%(△0.013%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標) <発表値>    <前回発表値>
5月独製造業新規受注
前月比         1.9%     ▲3.2%・改
前年同月比       6.2%     2.1%・改
6月スイス失業率     2.9%      3.0%
6月英建設業購買担当者景気指数(PMI)
            38.4       38.2
5月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
前月比         0.2%     0.7%・改
前年同月比       5.9%     5.0%・改
5月ユーロ圏小売売上高
前月比         0.2%    ▲0.3%・改
前年同月比       1.6%     0.9%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。東京市場の強い地合いを引き継ぎ、欧州市場でも上値を試す動きとなった。NY勢が参入すると一時162.43円まで上値を伸ばした。先週末に日銀が公表した6日の日銀当座預金残高の見通しで、2日の急落が円買い介入ではなかったとの見方が広がり、「介入警戒感が後退したことが円売りの背景となった」との声が聞かれた。もっとも、2日高値の162.61円が目先のレジスタンスとして意識されると、その後は162.10円台まで伸び悩んだ。
 なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「インフレが急速に加速し始めている」「今後の金融政策へのアプローチを変える必要」「インフレ目標を一定のレンジとして設定する方が好ましい」などと述べたが、相場の反応は限られた。

・ユーロドルは下値が堅い。対円でのドル高を背景にユーロ売り・ドル買いが強まり、一時1.1409ドルまで値を下げた。もっとも、ドル買いが一服すると一転してショートカバーの動きとなり1.1440ドル手前まで持ち直した。ポンドドルもドル買いが一服したことで買い戻しが優勢となり、欧州終盤には一時1.3384ドルまで上昇した。

・ユーロ円は底堅い。東京市場の上昇が一服するとしばらくは185.30円を挟んだもみ合いが続いた。ただ、NY市場に入りユーロドルに買い戻しが入るとつれ高となり、一時185.53円まで本日高値を伸ばした。

・ロンドン株式相場は3営業日ぶりに反落。米株指数先物の上昇を支えに小高く始まったものの、3月以来の高値圏とあって一巡後は利益確定売りに押された。アストラゼネカなどヘルスケア株の下落が目立った。

・フランクフルト株式相場は5日続伸。値幅は出なかったものの、足もとの強い地合いを引き継ぎ連日で史上最高値を更新した。個別では、ラインメタル(3.35%高)やフレゼニウス(1.81%高)が買われた。

・欧州債券相場は下落。


(越後)
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