欧州マーケットダイジェスト・28日 株安・金利低下・ユーロ高

(28日終値:29日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=146.81円(28日15時時点比▲0.31円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=171.58円(△0.37円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1688ドル(△0.0051ドル)
FTSE100種総合株価指数:9216.82(▲38.68)
ドイツ株式指数(DAX):24039.92(▲6.29)
10年物英国債利回り:4.699%(▲0.037%)
10年物独国債利回り:2.695%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4-6月期スイス国内総生産(GDP)
(前期比)   0.1%     0.4%・改
(前年比)   1.2%     1.8%・改
8月スイスKOF景気先行指数
        97.4      101.3・改
7月トルコ貿易収支
     64.4億ドルの赤字 82.1億ドルの赤字・改
8月ユーロ圏消費者信頼感(確定値)
        ▲15.5     ▲15.5
8月ユーロ圏経済信頼感
        95.2      95.7・改
7月南アフリカ卸売物価指数(PPI)
(前月比)   0.7%      0.2%
(前年比)   1.5%      0.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは強含み。欧州中央銀行(ECB)の利下げ局面が終わりに近づいているとの見方からユーロ買いが進んだ。米10年債利回りが4.20%台まで低下したこともユーロ買い・ドル売りを誘い、2時過ぎには一時1.1697ドルまで本日高値を更新した。なお、7月24日開催分のECB理事会議事要旨では「金利は概ね中立的な領域にあった」「大半の加盟国はインフレ見通しを取り巻くリスクは概ね均衡しているとみている」などの見解が示された。

・ドル円はさえない。米長期金利の低下を手掛かりにしたドル売りの流れに沿った。4-6月期米国内総生産(GDP)改定値が市場予想を上回ったことで一時買いが入る場面も見られたが、戻りの鈍さを確認すると146.66円の安値まで売りに押された。

・ユーロ円は強含み。ユーロドルの上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、一時171.79円まで値を上げた。市場では「この日発表された7月の欧州新車販売台数が昨年4月以来の伸び率を記録し、欧州景気への懸念が和らいだこともユーロ買いを誘った」との声が聞かれた。

・ロンドン株式相場は3日続落。小高く始まったものの、上値を追う材料を欠いたこともあって指数はその後に下げに転じた。リオ・ティントなど素材株には買いが入ったものの、公共事業株や不動産株などの下げが目立ち、指数を押し下げた。

・フランクフルト株式相場は小幅に4日続落。小高く始まった後にマイナス圏に沈んだものの、引けにかけては前日終値を挟んだ水準で方向感なく推移した。個別ではキアゲン(4.24%安)やヴォノヴィア(2.31%安)など下げが目立った一方、シーメンス(1.65%高)などは買われた。

・欧州債券相場は上昇。米債券高につれた。

(岩間)
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